こんな症状でした
こんにちは、3月ですね。
気候も段々春めいてきているようで。
私は今国外でめっちゃ夏ですが…。
さて、タイトルにある通り、
今回は私の症状を書いてみました。
これまで、PMDDの症状は
極度の落ち込み、悲しみ、怒り、孤独感など
精神的なものが著しいとお伝えしてきました。
と言っても、具体的なイメージが湧きにくいと思うので
一例として、私の症状をシェアさせていただきます。
あくまで個人の経験、感じ方なので
これが基本的なPMDDの症状、という提示ではありません。
人によっては似た症状でも鬱だったり貧血だったり
いろんな原因が重なったことによっても起こり得ます。
以下が、私の過去7年くらいに経験したものです。
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・無気力
「からっぽ」になる感じ。集中や思考が鈍くなる。
仕事に影響が出ることも。
・うつっぽさ
下を向くことが多くなる。楽しそうな人の意味がわからない。
「自分うつワールド」に入り「もうダメだ…」と思い込む。
まわりのことを考える気力がなくなり、可能な限り布団の中。
・理由もなく悲しくなる
寂しさがぐわっと湧き上がるような、悲しみの塊になった感じ。
どこででも泣く。カフェや信号待ちで急に泣き始めたり。
・破壊願望、行為
何かを破壊しバラバラにしたくなる衝動。物でも人でも。
八つ当たりというよりは、存在をぐしゃぐしゃにしたくなる感じ。
刃物で身の回りの物を刺す、物を叩きつける、自分の腕を噛むなど。
誰でもいいから、目の前の人を無性に叩きのめしたくなったりも。
( 実際にやったことはないですが )
・自殺願望
「自分は生きてちゃいけない人間なんだ」と思い、
死ねる方法を試す。PMSとの顕著な違いのひとつ。
・叫ぶ
幼児が叫ぶ感じに近い。自分でも耳痛くなるくらい。
誰かに聞いてほしかったけど、言えずに溜め込んできたものを
放出する感じ。声に身体が支配される気分。
・恨み、憎悪の回顧
過去の悲しかった記憶が蘇り、頭の中や文字で相手を罵倒し続ける。
相手に直接ではないので、いつまでもおさまらない。
・連絡を断つ
返信を怠ったり、自分のLINEアプリや、
よく連絡取る / 連絡したい人の電話番号を消す。
助けを求めたくなっちゃうので。
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これらの複数が同時多発し、
さらにPMSの体調不良がかぶるので
何度も「男性になりたい」と思いました笑
仕事も、これでフリーランスにした部分はあります。
( PMDDの人が会社員になれないという訳では決してありません )
PMDDカウンセラーのKeikoさんのブログでは
PMDDは人格を変え、家族や大切な人との
絆を破壊し、生きる希望をなくします。
と書かれています。
これは大袈裟な表現ではなく、
現にPMDDが原因で離婚や殺人事件も起きているそうです。
PMDDについて詳しくわかりやすく
記事を書いてくださっているので、
ぜひKeikoさんのブログをご覧いただきたいです。
ご自身、もしくはパートナー、ご友人に
思い当たる…という方、
大丈夫です。
カウンセリングやご自身に合ったケアで
良くなっている人もたくさんいます。
まずは情報を集め、医師や漢方薬剤師、
カウンセラーに相談してみてください。
以前の「 PMDDの情報 」という記事に
私がお世話になった人、本などを紹介しています。
相談する際、いつどんな症状があったか
思い当たるきっかけ、その時の状況などを
日記のように書き出しておくと便利です。
忙しくて時間が取れないけど、
症状を少しでも緩和したい方は
とにかく身体をあたためて、
市販のPMS/PMDD薬(チェストベリー入りのものなど)や
ハーブティー(リラックスできるもの、専門家オススメのものなど)
を試してみるのもいいと思います。
7年間いろいろありましたが、今は
いろんな方のおかげで、だいぶ落ち着いてきました。
具体的にどうしておさまってきたか、
主観ですが、まとめて次回書きたいと思います。
とにかく、自分を責めないこと。
「 自分の感情くらい、何でコントロールできないんだろう… 」
「また八つ当たりして喧嘩になってしまった… 」
と、思い通りにいかない自分にイライラしてしまうかもしれません。
制御しきれないのは、あなたのせいではないのです。
感情のコントロールには、意思というよりは
ホルモンや神経伝達物質が
大きく影響しているそうです。
そして、生理前の女性ホルモンは不安定で
小さなストレスで乱れることも。
そのほか、過去のトラウマや体の血流など、
あなたの心と体の様々なものが
PMDDには関係しています。
あなたの意思が弱いせいではありません。
甘ったれてる訳ではありません。
あなたの心と体が、何年も何年も
あなたの命を守ろうとがんばってきたからなのです。
あなたの心と体は、限界を超え
もう休みたいんです。
休みが必要なサインを、様々な症状として
全身で出してくれているのです。
もうこれ以上、自分を責めないであげてください。
あなたは、がんばってきたんです。
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