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#18 THE CULTIVATION COUNTRIES -2

今回はカカオ豆の種類について。(P.27-28)

色々と品種がありますが、通常は主要品種は3種類です。私は、4種類に分けるべきだという意見です。ルールとして区別すると、メインは、クリオロ種トリニタリオ種フォラステロ種です。

4番目はナシオナル種ですが、このカカオ豆のほとんどはエクアドルで育っており、少量はコロンビアでも育っています。ナシオナル種はフォラステロの派生種とみなされています。しかしながら、一部の人たちの意見としては、フォラステロ種より、クリオロ種のDNAがナシオナル種に似ているという意見もあります。味わいとしても、ナシオナル種は香りが強いため、それより香りが少なめのフォラステロ種の派生種としてとはイメージしにくいです。ナシオナル種の真の特徴としては、エクアドル外で栽培しにくいことです。コロンビアで発生している少量のナシオナル種は野生で、栽培されたものではありません。

クリオロ種(地元の)
中南米原産で、カカオ豆の品種は1番古いです。カカオ豆は太く、パールピンクから白っぽい色です。派生種はポルセラーナで白い色が特徴です。わずかな渋みと微妙な苦味の後にカカオ豆特有のアロマが広がります。
派生種:ポルセラーナ、オクマレ、グアサーレ、カノアボ

フォラステロ種 (外国の、よそもの)
原産は、アマゾン地域です。高級と低級で区別して作られています。アメロナードは、特にブラジルや、西アフリカで世界中で1番広く栽培されています。カカオ豆は平べったく、バイオレット色で、強い苦味があります。病気に強いがアロマもあります。ナシオナル種(アリバ種)は派生種です。
派生種:アメロナード、IMC(イキト ミックス カラバシロ)67、バヒア、CCN51

トリニタリオ種(トリニダード島が起源)
クリオロ種とフォラステロ種の交配種がトリニタリオ種で18世紀にトリニダード島でうまれました。当時、カカオ農園の大部分は破壊されており、クリオロより強い種を繁殖させることにしました。トリニタリオ種の繊細なアロマと味わいはクリオロ種から、害虫に強い頑丈さはフォラステロ種から受け継いでいます。
派生種: リオカリベ、カレネロスペリオール、サンビラノ、カルパノ
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派生種はあまり知らなかったので、非常に学びになりました_φ(・_・

《本文中にでてきた単語》
usually  通常
Criollo  クリオロ種
Trinitario  トリニタリオ種
Forastero  フォラステロ種
Nacional  ナシオナル種
exclusively  独占的に
be regarded  みなされて
Carenero Superior  カレネロスペリオール
Sambirano  サンビラノ
Carupano  カルパノ

おしまい(^^)

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