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格差社会によって生じる問題点と対応策について【600字】

格差社会とは所得や情報など、生活に必要なものを得れる量が大きく異なっている状態を指す。資本主義社会において格差は推奨もされているが、下剋上できない社会は健全とは言えないと私は考える。
貧困層が固定化され努力をしても脱却する事が困難な社会は、優秀な人間が力を発揮する事ができないなど社会に対しても様々な悪影響がある。格差が顕著に表れるのが大学受験である。
大学の授業料は年々値上がりしていて私立だと400万、国立でも200万以上必要だ。また一般受験だけではなく総合型や指定校推薦など入試の方式は複雑がしていて、専門の塾などに通わないと対策をするのが難しくなっている。
難関といわれる大学に合格させ、卒業するまで援助するのは多額のお金が必要だ。一人親や子供が多い家庭などにとっては捻出する事は容易ではない。
成績優秀な地方出身者が金銭面などを理由に東京の大学ではなく、地元の大学に進学する割合が増えており、都内の大学では地方枠や奨学金などで掘り起こしを図っている。
大学進学の格差対応策としては、国立大学の授業料無償化と研究環境の充実が有効だと考える。設備の維持や研究などの予算を増やすことは国のレベルを上げることでもある。無償化にすることで家庭の状況に関係なく、また奨学金を背負わずに大学生になることができる。
どんな家庭に生まれても努力したら下剋上できる社会になってほしい。

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