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人憎むこころ一緒に鬼は外

節分でしたね。街は恵方巻きの旗が立ち、何やら一大イベントになりつつあり、それもまた季節の節目を感じる大切な行事と思い、今では楽しんでます。
豆を撒くのは、子どもの頃からのならいですが、その昔、恵方巻きの風習を関西の出張で知ったときには奇習と感じたのも懐かしい話です。

日中、ある会があって、わいわい楽しんでいたのですが、その中に人の好き嫌いが激しく、とても攻撃的な人がいて、何かにつけ、嫌いな人に対しては、人が傷つくような発言をする人がいます。まあどこにでもいるんでしょうが、いわゆるターゲットの私にも今日もまたそんなことがありました。
反撃しても、火に油になることは目に見えていますし、より傷つくのは見えていますので、今日も黙って帰ってきました。

そんなことを抱えながら、夜、二階から闇夜に向かって思いっきり遠くに豆をまき、しかし、声は密やかに「鬼は外」とご近所の手前、程よく出してみた時、ああ、「鬼は外」とは、自分の中の鬼(憎しみとか嫉みとか、ネガティブなこと)を出すことなんだと微かに得心したのでした。
大人の鬼やらい、大事です。

豆まくや遅れ隣の軒に音

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