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耳はどうやって育つんだろう

みなさんこんにちは!
今日は子供の耳の発達過程について、最近起きた出来事を元にお話させていただければと思います。

つい先日、4歳のお子さんと体験レッスンということで、ピアノで遊んでいた時のこと。

彼女はとても耳がいいみたいで、CMで使われてるメロディを聴いて、自分で電子ピアノを使って音を探して弾くことができるお子さんでした。

私がレッスン中に「テレビでやってたあの音楽弾いて😁」と聞くと、「いいよ😃!」と言って弾いてくれるのでした。
(実際に弾けていた!)

他にも幼稚園で習ったことのある曲のメロディを色々弾いてくれてたのですが、
とある童謡を彼女が弾き始めた時、私がベースの音を弾こうとしたところ、何音か弾いたところで、彼女は私の手を払いのけました。(「今は弾かないで!」と言っていたかな🤔忘れてしまいましたが。)


この時「おっ!」と気づいたことがあるのですが、
彼女の中では、
・1人で弾きたい(自立心、自我)
という意識が強く働いたと同時に、

・人の耳は元々ハーモニーを聴ける機能が備わっている訳じゃないのかな?

と、ふと思ったのです。

冷静になって考えると、人の声って単旋律ですもんね。(和音で喋れる人は居ないかと思います…いるのか?!)
自分の世話を焼いてくれる人の声(単旋律)を聴いて育つことを考えると、
人間の耳は単旋律やメロディを聴く・聴き分けるところから発達が始まるのかな?という考察が生まれました。

同時に「ハーモニーを聴く」という技術は、後天的に身についていくものなのかな、という私の仮説が浮かび上がってきまして。

いつからハーモニーを美しいと思ったり、自分以外の何かとハーモニーを作ることが楽しいと感じるんでしょうか。

それと、事前に何の教育を受けていないのにも関わらず、なぜ耳コピができるんだろう?とも。
これに関しては、実は私もその部類だったので、なんでって言われると何とも言えないのですが😅
音程感覚と、ハーモニーの機能が、なんでか知らないけど知ってたんですよね…なんでなんだろう…

胎児の器官は耳から作られ
最後死にゆく時は、耳は最後まで活動している器官だというのは、よく耳にするお話ですよね。
この点については、これからもっと研究したいなと思いました。

子供の発達を観察していると、自分もまだまだ進化できるな!と思います。
教えてるようで、教えてもらっている、そんな駆け出しの先生でした。

#発達 #音楽 #レッスン #耳

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