セーラームーン世代のあたしにとって、誰が推しキャラかというのは重要な問題。当時は小学生で独占欲も強く、友人とかぶらないようにしなければ！　という今ではわけのわからない道理がありました。
最初はね、まこちゃんが好きだったのです。セーラージュピター。大きくて男勝りで怪力で、だけど心は誰よりも乙女で、そんなまこちゃんが大好きでした。でも「まこと」という名前の友人が「私もまこちゃんが好き」と言ってきた時に、「あぁかなわないな」と子供心に悟ったのです。だってキャラと同じ名前なんだもん。そんなのどうもがいても太刀打ちできない。
だからあたしはそれから美奈子ちゃん、セーラーヴィーナスに移行しました。完全に本能ではなく、打算的に考えた推しキャラ。結果的にセーラーVを好きになったし、美奈子ちゃん推しだったというと、ぽいっと言われるからまぁいいやと思ったのですが…。
それでもこのセーラームーンの推しキャラ話になると、どうしてもこうモヤモヤしたものがあります。はじめて理性的に好きなものを推し量ったという思い出。

何故こんな話ではじまったかというと、今回ふと「嘘かまことか」というタイトルが浮かんできて、「まこと」と言えばまこちゃんじゃない？　と思った次第なのです。単純。

少しずつnoteを復活してきて、いやー楽しいですね。どんな内容であれど書くことは楽しいし、読んでもらえて"スキ"されると「あたしも好き♡」と嬉しくなります。承認欲求。笑　いや、単純な女なのです。

元気になってきたので、思い切って前の記事を読み返しました。いやー恐ろしい。わりとそのまんま、プライベートもプライバシーもあったもんじゃないというほどにあけすけに書いてますね。当時は泡沫ちゃんを千絵ノムラにつなげてなかったし、Twitterでも別物にしてましたからね。いまではもう公表しているし、ちょっと気になる方はすぐにわかるようになっています。あ、でも泡沫ちゃん→千絵ノムラは簡単に行き着くけれど、逆は意外とすぐには行かないかも。

まぁそんな今ではどっちもどっち！　となっているあたしが、過去の記事でこんなにもありのままを語っているとは！　いや、あたしの駄目駄目な精神状態についてならいいのよ。それよりも恋愛関係ですよね。ここまで書くと、いやー近い人たちには、なんのことか一目瞭然ですよね。汗あせ

えーとこの場を借りて過去の自分に謝りたいことがあります。
元気になってしまいました。
カウントダウンは立ち消えました。
生き続けることにしました。

こういう未来を望んでいたかというと、まったくそうじゃなかったです。過去に書いてますが、大丈夫になってしまっている自分になるのが怖い、と。その通り。きっとこんな未来が待ってるなんて知ったら、発狂するでしょうね。

でもね、そんなもんです。そしてこんな未来も意外と悪くないよって。妥協してる部分はすごくあると思う、諦めている部分も。でもね、それもひっくるめて、悪くないんだぞーって。

はい。タイトルから離れましたが、これも真実なのです。嘘は、きっとない。嘘もまことも両方好き。優しい嘘も、残酷な真実も。どっちも抱きしめちゃう。呪っちゃう。飲み込んじゃう。