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体に合うものは自分しか分かってやれない:0089


 依存症、という言葉はインパクトが強いけれど、僕はチョコレートに依存しやすい性質です。チョコレート自体はお酒やたばこほど警告の強いものではないですが、ぼくの場合は、今も食べるときは2~3粒。一気に食べ始めそうになったら、もう捨ててしまうくらいには敬遠しています。


 中学生から高校生の頃、板チョコを一日2枚、ほぼ毎日食べていた時期がありました。安売りのお店で買ったとしても、毎月¥5,000くらいチョコだけで出費があり、常に手元に板チョコのパッケージが置いてありました。

 今思い出しても、すさまじい時期でした。


 体重が増えたり肌が荒れるという症状よりは、頭が常に興奮している状態になっていたのと、脳に報酬系の回路ができてしまい、チョコレートを食べ続けないといられなくなったのがつらかったです。


 頭がチカチカして常に何かしらの妄想が浮かんで止まらなくなったり、手元にないと不安で仕方なくなりました。眠っているときも空箱を握りしめて眠ったりしたこともあります。(体温で溶けてしまうので、空箱を安心毛布の代わりにしていました。)


 ある境界を超えると依存してしまうものって、自分にしか分からないし、止めるのも自分でしか決められないものなのですよね。

 

 もちろんチョコレートに依存してしまうのが悪いことだとか、危険な食べ物がそこら中にあるんだよ!という警告ではなく、自分の体を一番わかってあげられるのは自分だといいよね、というお話です。

 どうしてチョコレートを食べなくなったか、どうやって止められたかは、実のところ思い出せないので、続きを思い出したらまた書きたいと思います。


 なにかオチを付けづらくなっちゃった話なので、これを読んで、一般的に依存症と言うまででないと言われるけれど、こっそりしんどい思いをした依存症などあれば、コメントなどで書いてくれると読みに行きます。



自由研究をしないと死んでしまう性分なので、不思議だな・面白いな、と思ったことに使わせていただきます。よろしくお願いします。