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【シティポップ】 知られざる“必聴”名曲10選(人気記事)

「シティポップ」の定義はいろいろあると思います。

「スタジオミュージシャンによるハイクォリティで都会的な演奏」にこだわる、音重視の括り方もできます。また、ただ単に「都市のライフスタイルや風景を表現したポップス」を指す、といったモチーフ重視の考え方もありますよね。

今回の選曲では、70年代のあの“シティポップな感じ”をベースにしながら、そこから派生した都市型のポップスを幅広く集めてみました。選考基準は「超有名曲を外す」と「私の大好きな曲」です(結局、意外とアバウトなんだよな…)。

※再生ボタンを押すと、各曲1分30秒だけ、このページで試し聴きができます。


1. ソフトポップ(北園みなみ)
シティポップといえば流麗な“ストリングス”。70年代の音へのリスペクトが感じられるアレンジが最高。ボーカルはちょっと鈴木茂テイストで、そこも魅力。


2. PASTORAL(青野りえ)
軽快なベースラインに導かれて歌われるラブソング。2コーラスめでマイナー調に転じ、カップルの未来に不穏な空気感を醸し出すコード進行がおしゃれ。


3. 秘密(ジャンク フジヤマ)
シティポップといえばテレキャスターによる“カッティング・ギター”。「二代目・山下達郎」を襲名しそうな忠実な芸風。このクォリティなら先代も納得ですね。逆に達郎がこの曲をカバーしたら、どんな感じになるんだろう?(たぶんそんなに変わらないと思います)


4. あんたがたどこさ(ポセイドン・石川)
達郎風ならこちらも負けていない。「City Pop芸人」の名に恥じない笑いのセンスはさすが。ジャズピアニストとしての音楽的バックボーンが成せる技か。逆に達郎がこの曲をカバーしたら、どんな感じになるんだろう?(いや、カバーしないって)


5. SEA LINE(角松敏生)
原曲は海岸沿いのハイウェイを白いスポーツカーで疾走するようなフュージョン。これは速度を落としたジャズギター・バージョン。シティホテルのプールサイドで、微睡まどろみながら聴きたい。


6. City Lights(Fantastic Plastic Machine)
バンド演奏によらないシティポップもある、と再認識。打ち込みとループを使って仕上げられた曲は、とてもスマートでグルービー。この軽やかなサックス・リフを聴きながら夜の街へ出かけよう。(あれ? サックス・リフ、1分30秒の間に出てこないじゃん!! サックスをお聴きになりたい方は、ぜひフルバージョンで)


7. TOKYO NITE(竹内アンナ)
弾き語りでは超絶的なアコギのテクニックを披露するシンガーソングライター。新世代の目に映った最新の東京を、得意のラップも織り混ぜながら、ちょっと大人っぽく。


8. 流星都市(オリジナル・ラヴ)
シティポップといえばメロウに揺らめく“ローズピアノ”。「中央フリーウェイ」とは異なる、首都高速の風景。ひとときの孤独と、フロントガラスに移ろいゆく都市のイルミネーション。


9. 夜間飛行(八神純子)
アルバム「素顔の私」の5曲目。後藤次利のアレンジが、明かりを落とした国際線機内のあの雰囲気を見事に再現した。シティポップとしては異色だが、都市に生活する男女の別れをこのモチーフで極限まで昇華した、紛れもない名曲。


10. シンプル・ラブ(大橋純子)
松原みきの「真夜中のドア」が評価されるのはもっともであるが、この曲も同様にもっと評価されていいと思う。ライブのアンコールで演奏されたらもう総立ちになるしかない。


それでは10曲続けてお聴きください。どうぞ。


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