2021年新年早々公開となるインド映画の試写会に行き、2時間強の映画のうち1時間たったころからずーーーっと泣いてしまうほど、勇気をもらえる熱い映画だったので、映画メモを書いておきます。（ネタばれなし）普段沢山映画を観る！という部類の人間でもないので一般人（の中でも、にわかインド好き）のレビューとしてご参考に読んでいただければと思います♡

ミッション・マンガルを観に映画館に足を運ぶか悩んでいる方。2021年早々何か映画を観ようかな～！という方に、お気楽に読んでいただきたいです。

映画予告

『ミッション・マンガル　崖っぷちチームの火星打上げ計画』予告

アジア初の火星探査機打ち上げ成功のを収めた科学者たちの実話に基づいた映画。

何故『ミッション・マンガル　崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』を、見ようと思ったか？　－Netflix にもある映画『パッドマン』に心打たれる

インド映画って１つ2時間以上もあるので、何を見るか慎重に考えて、予告編を吟味してから見てしまいがち。優柔不断な私は予告編ばかり見て結局見たいものが決まらなくなって、お気楽なNetflixドラマシリーズに逃げてしまうことも多々。ただ、Netflixにあるインド映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』は日本でも2018年12月に公開された際の高評価なレビューをウェブ上で拝見させていただいていたため、比較的前向きな気持ちで、時間が空いた時に観ました。予告編はこちら。

『ミッション・マンガル』を見るか少しでも悩んでいる方はまずこれを見ていただきたい。主演のアクシャイ・クマールおよび同じ撮影スタッフによって作られています。映画の内容は予告編を見ていただければと思いますが、文化や宗教など変えることが難しい地域に根付いた習慣に対面し、それとどう向き合い世の中を変えていくか。自分の行動や言葉で人を変える難しさと、伝わった時の達成感に勇気をもらえます。

『パッドマン』で心を動かされた人は、絶対に『ミッション・マンガル』も楽しめる‼!さらに『ミッション・マンガル』はチームで困難にを乗り越える上で、独身男性・新婚女性などチームメンバー各々のドラマも少しずつ描かれ、自己投影できる視点がいくつかあるのも嬉しいところ。

新年気合をいれるのにピッタリ。勇気をもらえるポイント

好きなことを仕事にできる人は本当に一握りしかいない

なかなかモチベーションが上がらなくチームワークが生まれないメンバーに対して、タラ（プロジェクトマネージャー）がチームを鼓舞するシーン。『自分が夢中になれることに出会えるだけでもとっても幸せ。でもほとんどの人は、それを『過去』のものとして『あの若かりし頃は～』と片付けてしまう。好きなことを仕事にできる人はほんの一握り。ただ好きなことを仕事にできた人でも、忙しい日常に追われてその原点を忘れてしまいがち。何を想って科学者を目指したのか、その頃胸に抱いていた夢を思い出して、その夢を実現するレールに乗っている自分が恵まれていることを噛みしめてほしい』そんな言葉だったと思います。

Embrace what you love.

「夢をかなえた私たちが情熱を失うなら、誰も科学者に憧れなくなる」

親や、次の世代の人材育成をしている人、人に何かを教える立場にある人などには、自らがロールモデルになることの大切さとその影響力を認識するべきといったその言葉がとても刺さる。自分一人の振る舞いがそんなにも大きく影響を与えることなんて滅多にないと思いがちだけれど、意外と身近な人ほど細かいところまで自分の事をよく見ている。自分の行動や言葉を見聞きして、すこしでも人の人生に影響を与えられたら素敵だな～って。私はそう思うタイプの人間なので、人に影響を与えられるようになるためにも「情熱」は失っちゃいけないと。

Passionate yourself to ignite surroundings. 

こんな人におススメ

この映画は、インド映画という枠にとらわれずヒューマンドラマ多き映画が好きな方ならだれでも、楽しめると思います！特に新年、やる気を起こしてくれる映画を観たい！という方。涙活してフレッシュな気持ちになりたい！という方、ぜひ劇場に足を運んでみてほしいです。

ボリウッドフィットネスを教えてる身として、劇中歌はインド映画の見どころとして注目しますが、今回これ！といったダンスがないインド映画でも十分に楽しめました。唯一でてきたお掃除ダンス（ダンスでもない？）はこちら。