おはようございます、ちはるです。

3月5日は社会福祉士の合格発表でしたね。
いつもnoteやアメブロを拝見している方の中にも合格された方が何人かいらっしゃり、おめでとうございます。

私は社会福祉士とケアマネ（介護支援専門員）、主任ケアマネ（主任介護支援専門員）の資格を持っています。
主任ケアマネは試験を受けるわけではなく、実務経験を重ねた上で研修を受ければ取得できる資格なので別として、社会福祉士、ケアマネの資格は割と合格率が低いとされている資格です。

社会福祉士の合格率は例年25〜30％前後と言われており、私が受験した年もそのくらいでした。（ちなみに今年の合格率は58.1％ですごく高かったようですがどういう要因だったのでしょうか？）
※追記：社会福祉士の合格率が低すぎるため（落とすための試験になっていると）厚生省から指導が入り、問題の難易度や合格ラインが見直されたようですね。

ケアマネの合格率は20％弱くらい。10％程度だった年（H30年度）もありました。
私はどちらも1回目の受験で合格しています。

社会福祉士とケアマネ、どっちが難しかったか？

合格率としてはケアマネの方が低いですが、私の個人的な意見としては社会福祉士のほうが難しかったです。

理由としては科目の多さ。18科目あるのですが、全ての科目において1点以上得点しなければ不合格となります。
18科目の分野が広くて、自分とはあまり馴染みのない科目も。私はずっと高齢者福祉の分野だったので、それに関連する分野は特に勉強しなくてもある程度得点できたのですが、児童福祉や更生保護の分野には苦戦した覚えがあります。

私見ですが、そもそもこの合格率にはカラクリがあると思っています。
社会福祉士は大学などで学んできた現役学生も多く受けるため、合格率が高いのではないでしょうか。
ケアマネは受験するのに実務経験が必要なので、学生では受験できません。社会人が仕事をしながら受験しますし、ケアマネの勉強をしていなくても、受験資格を得たからとりあえず受験するか、という人も多いように感じます。

ケアマネの試験を受けるときに、もちろん勉強はしましたが、勉強しなくても普段の仕事で身についている知識も多かったですし、社会福祉士と違って「全く馴染みのない分野」の問題はなかったので、そこまで苦労はしなかったです。

なぜ一発合格できたのか？

これはただ単に勉強したからなのですが（運が良かったという面も多少あると思います）、「何としても一回で合格する」と自分を追い込んでいたからというのが大きいと思います。

社会福祉士に関しては取得前提で職場に採用してもらった経緯がありましたし、ケアマネに関しては、妊娠・出産のタイミングを見送ってまで受験資格を取ることを優先しました（見送ったのには他の事情もありましたけどね）。
そういう事情もあったので、絶対に一回で合格すると決意していたわけです。

不合格でも何度も受験することはできますし、実際に何年も受験している人を知っていますが（もう20年くらい、毎年社会福祉士を受けては落ちている人を知っています。勉強していないですが）、「落ちても来年受けたらいいや」という気持ちだと受かりませんよね。

年齢とともに記憶力は低下します。社会福祉士は必要な知識を養成学校（通信制大学）で学びましたが、時間が経てば経つほど学んだことが抜け落ちていきますから、1年でも早いほうが受かる確率が高いのは明白です。

それに、何度も受験するのはコスト（時間・お金）の無駄でしかありません。
私は何年も受験勉強し続けるのは嫌でしたし、何度も受験するお金ももったいないと思い、資格を取ることで給料にプラスされる資格手当も早く欲しかったので、「一回で合格する」と決めて勉強しました。

社会福祉士もケアマネも合格率が低いように見えますが、勉強せずただ受けている人も多いので、「実際にちゃんと勉強して受験している人の合格率」はもっと高いと思います。
医師や司法試験、公認会計士のような超難関資格に比べたら全く難しくないですし、それらの資格と違って、合格しても残念ながらその資格だけですごく稼げるわけではないので、何年も勉強して受験し続けるのは割に合わないと思っています。

ケアマネの試験は日頃の仕事内容が問題になっているので、受け直しても合格できると思いますが、社会福祉士は今受けたらもう受からないかもしれません(笑)。

合格された皆さん、おめでとうございました。
来年受ける方は、ぜひ「次の一回で合格する」と決意して勉強を頑張って下さいね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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