夜賀千速

小説を書いている高1。エブリスタなど投稿中。ちなみにバイです。

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最近の記事

The 1st star(短歌二十題)

橙が暗く、暗くと染まりゆく中で煌めく 1st star 紺碧のあなたのシュシュに散らついたスパンコールのような惑星 流星群 降り注ぐ中うたた寝し隕石で死ぬ夢を見ていた 天の川裂いて地球に持って来て流れるプールに入れて泳ごう おとめ座をきみが真冬に探してる、そういう星にわたしはなりたい 着る毛布被って外へ出で行けばみかんを食みつつ星に呑まれる 「星空がよく見えない」ってきみが言い 月を倒しにいざ征かん カルピスを片手に母の存在と偉大な星のぬくもりを知る 双子座を

    • 「わたし」短歌二十題

      前にカクヨムに投稿したものですが、こちらにも。 夏に書いたものです。何をしていても、「さびしさ」がつき纏う。 笑笑と(笑)にwww 使い分けてる自分がきらい 黄緑と白い四角の面積をまた比べてた毛布の中で 語尾の「、」「。」にいちいち傷付いてわたしは一体何をしている? エアコンの風も届かぬ教室の隅に貴方がいてほしかった 「きみ」という存在ありきの「わたし」だと言われてみたくて桜が舞った 心臓はどうやら不在 制服の下のわたしはどこにもいないよ? かなしみの波がそこま

      • 雨降るる日(短歌二十題)

        過去にカクヨムに投稿したものですが、試しにこちらにも出してみました。 待ち侘びた約束の日の青空をきちんと裏切る梅雨前線 紫陽花が降り注ぐよう咲き征けど小さなさみしさ零れゆく雨 五月雨やこのまま地球を透過して覆いつくせよその優しさで 花浴びる跳ねる踊るる雨降るる水溜まりには映るスキップ 紫陽花とひとつの傘が花ひらき貴方は雨が止んでほしいか 体育祭雨天中止の夢をみて照る照る坊主を逆立ちさせる 偏頭痛きれいに痛む場所があり頭蓋骨にもこだます鼓動 泣いていた哀も変わら

        • ついにポケモンコラボがOrangestarさんにまで…感無量です

        The 1st star(短歌二十題)