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公言することの重要性

 手帳やノートを習慣的に書き続け始めてから、数年経過する。
 その効果たるや、年々感じているところであるが、近頃は「公言することの重要性」を感じている。

 公言=実行せねばならない、と思い込んでしまう人が多く、口にすると取り返しがつかないから言えないと誤解されがちであるが、そうではないと私は思っている。

 公言したけれど実行できなくてもそれでもいい。
 有言実行は格好が良いけれど、別に全ての事象が実行できなくても構わないと思う。

 公言する理由はいろいろあるが、例えばもし実行できたとき、達成できたとき、そのことを一緒に喜んでくれる人がいることなどもその1つである。
 また、公言することで「やらなくちゃ」というスイッチが入りやすい。

 だからこそ、公言することは重要である……と考えている私なので、今回は今年やりたい10のことを紹介させていただき、私の公言にお付き合いいただきたい。

1.編み物計画を実行する

 私は、おうちに眠る毛糸をリバイバル(復活させる)という趣旨で、Revival-Knitという毛糸リユースショップを昨年立ち上げた。
 そして、その毛糸ショップを始めるにあたり、自身の毛糸も随分と整理した。

 100サイズくらいの段ボールに2箱、収納ケースに2段、プラス小さめのカゴにも毛糸をたくさん持っていた。
 あれもこれも可愛い~と毛糸を見る度にテンションが上がり、今もたくさんの毛糸に囲まれているとついワクワクしてしまう。

 しかし、これだけたくさんの毛糸があるのにも関わらず編みたいものが編めないという残念なことが起こっていた。
 毛糸を購入するときに、「何を編むために買うのか」が定まっていなかったのである。
 その時々には、これだけ買えばアレとかコレとか編めるだろう……なんて甘い考えを持っているのだが、いざ編むタイミングが来たときには数が足りなかったり、素材が合わないことなどの問題が起こっていた。

 そんなわけで、これらの反省を活かして今年こそは「私の編みたいもの(需要)と毛糸の在庫(供給)」を極力一致させようと思い、年間編み物計画を立ててみた。

 1月から順に、○○を編む、といった調子で、いつから編み始めてゴールはいつ頃……といった調子で決めたのだ。

 決めておくことで、持つべき毛糸の数と編みたいものがズレないのではないか、と考えている。
 考えておきながら、毛糸を見ると心が揺らぐのでいつも手芸屋さんでガクブルしている(笑)

 今のところ、予定通りなんとか進行することができ、うっかり予定にない毛糸を買いすぎないように注意し、どうにか進んでいる。
 残りの9か月と少し、このまま頑張って需要と供給のズレが起きないよう努めたいものである。

2.タティングレースに挑戦

 すでに実行しているが、タティングレースという手芸に挑戦している。
 これがなかなか難しく、全く思い通りに進まない。
 編み物ほど動画があまりなく、音声入りの説明はさらに少ない。
 本を読みながら進めているがこれもなかなか進まない。

 けれど、新しい挑戦により、これまでにない発見があるものだなと感心している。
 上手くいかず悔しいけれど、そこが面白い。
 お陰で編み物の進捗に影響を来している気もするが、これはこれで引き続き楽しめればと思っている。

 ちなみに目標は、アクセサリーを作れるようになること。
 ピアスとブレスレットあたりが今年中にできあがるよう引き続き頑張りたい。

3.ほぼ日手帳の継続

 今年初めての挑戦として、ほぼ日手帳を購入して書き続けている。

 これまで幾度となく手帳を書くことに挑戦し、挫折し……を繰り返した末、手帳術を教えてくださる先生を見つけ、教えていただいたこともあった。

 その先生の教えに従ったことで、ようやく手帳を書き続ける習慣ができた私だったが、現在はそれではしっくりこないことに気がつき、改良を重ねて今は自己流手帳を毎日書いている。

 最初はノートに毎日書いていたが、この調子だとほぼ日手帳が続けられると確信し、今年は思い切ってほぼ日手帳HONを購入した。

 ほぼ日手帳とは、1日1ページ書き込めるページが用意されている手帳で、手帳好きの人なら恐らくご存じの人気商品である。

 多分今年初めてだと思うのだが、このbook型の手帳が出たので、ついに私も手を出してしまった。
 というのも、この手帳であれば後々本棚など並べやすいのではないかと考えたからである。

 ところが今になって、今後手帳を保存するのであればサイズが大きすぎるような気がし始めており、来年どうしようかな……と懸案事項でもあるが。

 それはさておき、毎日手帳を書き続けることがまず初めのミッションなので、ぜひとも毎日手帳を完走したい。

4.コーヒーが飲めるようになる

 突然子どものような目標になったが、大真面目に真剣である。
 これまでカフェラテなら楽しめるようになった私であるが、コーヒーを飲める人に憧れている。

 あの豆が美味しいだとか、あそこのお店は上手に淹れてくれるだとか、調子に乗って言ってみたい笑

 飲めるようになりたい理由が残念なので、このままだと実現できなさそうな気もするが、コーヒーの美味しさがわかるようになりたいのだ。

 というのも、我が家は私も夫もお酒を飲まないので、アルコールの類いは全く家にない。
 あるのは料理酒だけである。

 さらに、これまではジュース類なども楽しめていたのだが、ウォーターサーバーを置き、毎日水を飲むようになってからはジュースが飲めなくなってしまった。

 甘すぎるのだ。
 とにかく舌がつらくなる。
 ペットボトルだと3分の1が限界で、それ以降飲み続けられず、なくなるまで数日を要する。
 もう飲まない方が良いレベルである。

 ところがカフェラテなら飲める。
 これなら好きと言えるのが、今の私にはカフェラテなのだ。

 だからこそ、さらに一歩上級者に!? なってブラックでコーヒーが飲めるようになりたいのである。

 ぜひどなたか方法を教えていただきたい。

5.健康診断に行く

 これはしたいことではないが、自分に課している義務である。
 これまでは会社の指示に従い、定期的にやってくる健康診断に便乗してただ診断を受けていた。

 だがしかし。
 昨年から自分で挑まなければならなくなり、苦渋の決断の末、自ら受診をしなければなくなった。

 大げさに聞こえるかもしれないが、大げさなことなのだ。
 全然気持ちが乗らない(笑)

 とはいえ、全然気持ちが乗らない私も、やはり気合いを入れて毎年受診する必要があるだろうと感じている。
 というのも昨年、夫がまさかの脳梗塞を患い、2か月も入院する羽目になった。

 もちろん健康診断も受けていたし、健康管理はしていたはずであるが、それでも生活習慣病にかかってしまったのだ。

 健康診断の判定は、入院前月に返却されたところであり、大きく問題はなく特段の異常はなかった。
 それでも脳梗塞になったのだ。

 私としては、こんなことが起こるとも思っておらず、家族の食事を管理している身として、正直にいうと胸を痛めた。

 しかし私の食事だけを食べていたわけでもなく、私が止めてもお菓子を食べ続ける夫に相当な原因はあったとは思っているが……

 そんなわけで、健康診断を受けたからと言って全てをまかなえるわけではないが、自分の現在の状況くらいはきちんと把握できる状態でいたい。

6.いちご狩りに行く

 行ってこいと言われそうだが、まだ行ったことがなく。
 今年こそ行きたい。
 急げ私(笑)

7.King Gnuのライブを申し込む

 今年大阪公演初日に当選し、息子と意気揚々と見に行った。
 ライブに行く前までもワクワクさせてもらい、ライブ後もいつまでも何度も話題にしてしまうくらい、ライブの余韻に浸り楽しませてもらっている。

 さらに最終の札幌公演に至っても、ライブビューイングを申込み映画館ど真ん中の席をgetし、こちらは夫と出かけて楽しませていただいた。

 まさかのライブ初日と最終日を体験させてもらい、本当にライブって素晴らしいなと感動したものである。

 さて、来年もきっとライブをやって下さるだろうと祈りに祈り、願いに願い。
 来年の募集があれば、ぜひとも応募し、当選したいものである。
 どうかお願いします。私に当選させて下さい!

8.さらに加速させた断捨離

 目下、断捨離中であるが今年はさらに一歩踏み込んだ断捨離をしたいと年始から豪語している私である。

 現在、平日朝ラジオ配信でご紹介しているが、

幸せに気づける暮らしをするには、とにかく時間を大切にすることが重要だと考えている。

 なぜかというと、時間=命なので、時間を大切にすることは命を大切にすることと同義だと思っている。

  命を大切にできるようになると、自然と自分の幸せにも必ず気づく。

 さて、それと断捨離に相関性があるのか? と思われるかもしれないが、相関性はある。

 というのも、家に「不要なもの」があると、余計な時間を取る。
 まず、「探す」という行為が発生する可能性が高い。
 続いて、「判断が遅れる」可能性も高い。

 自分の大事なモノが、引き出しの中に1つだけ入っている状態と、不要なモノと一緒に入っている状態を思い浮かべてみて欲しい。
 圧倒的に前者のほうが、必要なモノにたどり着くまでの工数がかからない。

 無駄なことに時間を取られないことで、例え数秒でも時間を大切にすることができる。

 この積み重ねがあらゆるシーンで出てくれば、一つ一つは数秒でも、ちりも積もればが発生し、1日あたり何分も何時間も自分の時間を作り出すことができるはずである。

 つまり、時間を大切にしようとするためには、その土壌を整えておくことも重要で、だからこそ私は土壌作りのために断捨離を進めて行きたいと考えている。

 直近捨てた大きなモノは、鏡台、傘立てなどがある。
 考え方やモノの見方を変えることで、細々したモノもさらに処分できるようになった。

 けれど、なくなって困ったモノなど何一つない。

 アレは捨てなければ良かったと後悔しないよう、よくよく考えてから処分する行動を繰り返してきた。

 検討する力が身についてきたので、この機に今年はさらに断捨離を敢行したい。

9.事業拡大の方向性を見つける

 これは、昨年9月にオープンさせた前述のRevival-Knitのことである。

 Revival-Knit(リバイバルニット)は、家に眠ったままの毛糸をご提供いただき、リユース毛糸として販売するオンラインショップである。

 以前の投稿でも少し触れたのだが、私はこれまで公務員として勤務していた時には、感謝されるという行為がほとんどない職務に従事していたため、いつか「ありがとう」と言われる仕事がしたいと思っていた。

 お陰様で、退職後はそう言ってもらえる機会にも多少恵まれたが、それでも何か自分でできないかと考え、Revival-Knitを始めた。

 ありがたいことに、毛糸を送って下さった方からも、購入してくださった方からも、喜びの声をいただくことが多く、活動に共感してくださる方も増えて感謝しかない。

 が、このままだと継続ができないので、何かしら事業を拡大させる方向を見いだす必要がある。

 お陰様で、先月の売上は過去最高を更新し、なんとか軌道に乗せられそうな道が見えた。

 ただ、利益面で考えた場合にはギリギリお小遣いになるか……レベルの状態であり、この先、このままでは専業にすることは不可能である。

 事業を動かすって難しい。

 そんなわけで、0→1はクリアし、1→10が今の達成状況であるが、この1→10が安定してきたら、次の一手を考える必要性があると考えている。

 10→100を描けるよう、そして活動を応援してくださる皆さまの気持ちにも応え続けられるよう、Revival-Knit継続のため、事業拡大の道を模索し続けたい。

10.子どもとの時間を過ごす

 もう後何年、家族5人が揃った生活を送れるだろうか……
 息子が高2になり、いよいよ後数年しかないんだなと感じるようになってきた。

 私は子どもが幼少の頃より、「25歳までに家を出ること」と言い続けており、あまりに言い続けたせいで小1の息子に「僕はあと何年いてもいいの?」と泣かせてしまったことがある。

 これは大いに反省(笑)

 とはいえ、言い続けた甲斐もあり、一応子ども達にもその認識は持ってもらえているようである。

  私が、このような「ゴール」を設けているのは、自分の為でもある。

 親となり、子どもを授かった以上、私の使命は「納税できる人に育てること」だと考えている。
※もちろん考え方はそれぞれ、賛否もあると思うが、私がそう思うこととは切り離してほしい。

 納税できる人に育てるには、どこかに就職したり、また自分で稼ぐ道を作るところに答えがある。
 だから、「稼ぐ」に至るまでの過程で「結果」を求めていない。

 テストの点数にも正直言って興味がない。
 もちろん、高得点を取ったよ! と褒めて欲しいだろう時には褒める。
 でも、点数が悪かったからと言って怒りもしないし、悲しみもしない。

 ただ、寄り添って一緒にテストを解き直して教えることはする。
 テストで必要な事はそれだと思ってるからだ。

 テストの結果ではなく、その「テストの点」からどの行動をするかが人生で必要な事だと考えていて、その行動を取れる人間にすることが私のやるべきことだと思っている。

 つまり、振り返りと、この先にやるべきことの設定だ。
 点数という結果だけを見続けていても、何も始まらない。

 必要な事は、その後にある。

 社会人にとって必要な事は頭の良さもあるかもしれないが、私はそれが一番重要なことではないと思っている。

 素直に話を聞ける心だったり、人と丁寧に話ができることだったり、誰とでも一緒に美味しくご飯を食べることだったり。

 人として大切なことを、授けてあげられたらいいなと思って子どもと接している。

 とはいえ。
 今年はしっかりお勉強習慣が身につけられるように、私も時間を取って子ども達にお付き合いしよう計画中。
 手綱の握り加減は難しいものである(笑)

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