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【2022.11.23】夢中になったこと

今日は笑ってコラえてで吹奏楽の旅を見ました。

私も小学校3年〜中学校3年までの7年間、
吹奏楽の魅力に取り憑かれていたので、

全力で音楽に情熱を注いでいる中高生を見て、 
当時の自分と姿を重ねてしまいました。


今日は思い出話が長くなりそうです。



始めたきっかけは、兄の影響で。

色んな音が合わさって作り出される音楽

キラキラ輝く奏者たち

一瞬で心を奪われ、気がついたら入部届を提出していました。



昼休みも放課後も、他の友達が遊んだり、一斉に下校したりする中、ひたすら吹いていました。

サボりたい、辞めたいと思ったことは一度も無く、ただただ楽しかった。


最初は音すら出なかったのが、

曲を通しで吹けて、暗譜まで出来るようになった。

後輩ができ、教えることが出来るようになった。

小さなことでも、出来ることが増えると楽しさが増しますよね。


コンクールに出ることは無かったけれど、仲良く自分達らしい演奏をした小学校時代。


中学に上がると、まず先輩後輩の上下関係がはっきりしていることに驚きました。

1個か2個しか変わらないのに、敬語使わなきゃいけないんだ!と、、

でも郷に入っては郷に従えというので

挨拶と返事だけは頑張りました(楽器じゃないんかい)


担当する楽器を決める時、第一希望はサックスでしたが試し吹きしてみて、歯が折れそうになったので
やむを得ず、経験していたトランペットに。

トランペットパートの個性豊かな面々に刺激を受けながら、楽しく日々を過ごして行きました。

そして初めて経験したコンクール。

本番直前、今までの日々が一気に頭の中を駆け巡りました(走馬灯みたい)

コンクールメンバーに入れたこと

初めて課題曲、自由曲が全て吹けるようになったこと

合奏中「1人ずつ吹いて」の緊張感に震え上がったこと

舞台設営のために汗だくになりながら、楽器運搬したこと


この曲が終わったらこのメンバーで一緒に吹くことは無いんだ、と思いながら、名残惜しく、愛おしく大切に吹きました。


あー楽しかった!!!


(ちなみにまだ1年)(思い出が濃すぎますね)


後輩が出来てからは、「先輩」呼びに慣れないながらも、頑張って「先輩」してました。

顧問が変わったことにより、練習メニューもガラッと見直されました。

まずは、吹く前に筋トレ。

腹筋50回、足上げ2分、V字2分、背筋80回。

…え?運動部ですか??

始めた当初、私のふにゃふにゃのお腹は悲鳴を上げまくっていました。

でも、継続ってすごい。

続けていくうちに、なんとかこなせていくんですね。

初めて2分足上げできたときは嬉しかった。

筋トレで肺活量がアップしたせいか、演奏のレベルも上がっていきました。

皆んなで奏でる音楽を無邪気に楽しみながら、気がつけば3年生。

楽しさと共に、部員を引っ張っていく責任がのしかかります。

パートリーダーだったので役員よりは忙しくなかったですが、自分の練習+後輩の指導もあったので大変でした。

何が苦手って、自分も出来ているか、出来ていないだか分からない部分を後輩に指摘するのが辛かった。

リーダーってすごいな。今まで誰かに指導する経験が無かったので、そう実感した1年でした。

でも、演奏はめちゃくちゃ楽しかった!

互いに切磋琢磨できる同級生と、メキメキ成長する頼もしい後輩に囲まれながら過ごす日々は、本当に充実していました。

卒部式に貰った色紙には、先生から「毎日キラキラした目で部活に取り組んでいましたね」と書かれていました。

吹奏楽が好きだったんだなあ。


いつの日だったか、ある人が言ってました。

「良い演奏っていうのはね、上手い演奏だけじゃない。

少しくらい下手でも、吹いている全員が心から音楽を楽しんでいる。

そういう演奏に人は心惹かれるもの。」

演奏から遠のいても、その言葉はずっと心に刻まれています。


長いお話でしたが、読んでくださりありがとうございました。

ああ、また音楽がしたい!!!!



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