見出し画像

【インタビュー】教えて!構成管理と資産管理ってなにが違うの?

こんにちは
ユニリタ クラウドサービス事業本部
田中千尋です。

今回は、LMISのオプションとして提供している
「Automatic CI collector」についてインタビューをしてきました🙌

「Automatic CI collector」は、
ITに関する構成情報を
自動で収集できるサービスで、
構成管理や資産管理をする上で非常に有効なオプションです。

▼機能>オプション機能>構成情報自動収集
https://www.lmis.jp/function.html?utm_source=note&utm_medium=social&utm_campaign=240112#link06

そんなLMISのオプションであるAutomatic CI collectorについて
今回は、
開発者の長岸さんにインタビューしてきました!
私のnoteに2回目の登場です👏
▼長岸さんの自己紹介についてこちらをチェック!

それでは早速聞いていきましょう!

____________________


Q. Automatic CI collectorはどんなオプションか簡単に教えてください。

ハードウェアやソフトウェアの情報を
自動的に収集して、
LMISへ情報を入れることができる
LMISのオプション機能です。
自社開発ではなく、
フィックスポイント社が提供している
「kompira Sonar」をOEMとして販売しています。

Q. 「Automatic CI collector」をリリースするきっかけを教えてください。

お客様の声がきっかけです。
LMISといえば、やっぱりインシデント管理や
問題管理をメインとして利用しているお客様が多いです。
ですが、お客様先に訪問をしてお話を聞くと
構成管理も本当は管理していきたい
といった意見や
会社の構成管理部分の管理が気になっている、
問題意識のあるお客様が
結構多くいらっしゃいました。

さらに、実際に手をつけるお客様は少なく
後回しになりがちというところに注目しました。
簡単で工数をかけることなく、
構成情報を収集することができる機能、製品の検討を始めました。


Q.IT資産管理ツールと「Automatic CI collector」って何が違うのでしょうか?

ITの情報を自動で集めてくる機能は同じですが、
集めるための目的が違います。

IT資産管理ツールは、
会社にある資産がどのくらいあるかを確認する。
つまり
PCやソフトウェアなど会社で購入したもの、
会社としての資産の把握、管理をするために
情報を集めています。

構成管理(「Automatic CI collector」)の場合は、
障害がおきたときにいち早く原因をつきとめるために管理するもの。
つまり1つのITサービスと
どのサーバーやソフトウェアが
使われているかを把握、管理し何か起きたとき
すぐ対応できるようにするために情報を集めています。

Q. 「Automatic CI collector」の一押しポイントは?

1つ目がエージェントレスで情報収集ができるところです。
例えば、エージェントありの場合、
管理したいPCに全てエージェントを入れなくてはなりません。
その手間や費用が発生しなくなります。
「Automatic CI collector」の場合は収集サーバーが接続できるのであれば、情報を収集することができます。

2つ目がLMISと連動することで構成管理を総合的に管理できる所です。
「Automatic CI collector」は情報収集だけではありません。
LMISのオプションなので
自動でLMISに情報を蓄積していくこともできます。
また、LMISで一元管理することにより、
過去にあった問い合わせやインシデント、
PCに入っているソフトウェアやネットワークの情報まで
LMISで検索することで情報を確認することができます。

※LMISへの蓄積に関して、
資産管理ツールと連携し情報を管理することも可能です。

Q.どうしてフィックスポイント社の製品をLMISのオプションとして採用したのか?

システム運用に対して、
ユニリタと同じような考えを持った会社だったからです。
企業におけるシステム運用の大切さ、
重要性に課題を感じ、
そこに対するアプローチをしたいといった考えに共感しました。
また、オプションを検討していた際には、
海外の類似品も評価しましたが、
サポート体制を考慮した結果、日本製のものを選択しました。

Q.今後の「Automatic CI collector」への期待や要望は?

時流に沿った進化を遂げてほしいです。
昔はIT機器を自分たちで保有していた世界が、
今はクラウドが当たり前の世界へ移行しつつあります。
構成情報もいろいろなもの出てきて
管理しなくてはならない新しいサービスも出てきています。
その流れに合わせて、
今後も新しいサービスや技術に
対応できるように機能を強化し続け、
収集できるように進化してほしいです!

Q.長岸さんが気になる最近のITニュースはありますか?

最近はやりの生成AI(ジェネレーティブAI)、ChatGPTが気になっていますね。決まった回答のみを答えるのではなくお客様からきた質問の正しい回答を作ることができています。
今後インシデント対応をする人がいらなくなる時代もそう遠くはないんじゃないかな。

最近、試しにChatGPTに
LMISのオンラインマニュアルをみて正しい回答を作成をしてみて
とお願いしてみました。
そうしたらしっかりと回答が返ってきました。
今の段階ではすぐにインシデント対応0にはならないと思うけど、
こういった時代の流れにもLMISの機能として
対応していってほしいと思います。

~番外編~
Qボーリングが得意と噂で聞きましたが、趣味とかなんですか?

イベントや行事のときでしかやらないですよ!
コロナ前の会社のイベントで
優勝したことがあってそれで言われているのかな?
会社のイベントでボーリング大会があり、
当日お休みの方がいて、私が2人分なげたことがありました。
その日とても調子が良くて
1位2位ともに私がとったこともありましたね🌟🎳

____________________

長岸さんありがとうございました!

「Automatic CI collector」導入のきっかけや
目的について学ぶことができ
とっても勉強になりました📒
これからも、
「LMIS」に携わっている関係者の方に
インタビューしていきます。
ご期待ください😊

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?