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モノノメ#2 「宇野常寛と四人の大賢者」も届きました!

モノノメ#2を集中して読み終えました。感想の続きを簡単に書いていきます。

宇野さんの「『水曜日は働かない』という提案」は水曜日がお休みになると、お休みにすると全ての日が休日に隣接するということで、水曜日に働かないと月曜日、火曜日を頑張れる気がします。水曜日に働かないと連続で5日働かなくていい分、その週は気分が軽くなる気がします。

芦埜佑亮さん、高坂友理恵さん、辻音里さんが「『水曜日は働かない』という提案をめぐって」は、どうやったら「水曜日は働かない」を実現できるかを皆さんで鼎談されています。水曜日をお休みにするのがいいのか、金曜日か月曜日をお休みにして3連休にするのとはどう違うのか、本当に週5日働く必要があるのか。あなたはどう思われますか?

坂本崇博さんの「『水曜日を働かない』ための働き方改革」は、水曜日を働かないことにした水曜日の過ごし方、水曜日を働かないための他の曜日の工夫の仕方にヒントになる考え方だと思いました。

井上岳一さん、宇野常寛さん、田口友子さんで話されていた「47都道府県再編計画 日本列島(再)改造試論」は、地方の現状や問題を加味してシュミレーションされていて面白かったです。東北、北陸周辺、九州の県を一旦分割して新しく再編したらこうなるんだという発見のような内容でした。

吉田尚記さんの「現役アナウンサーがその目で見た #TOKYO2020 」は、PLANETS CLUBでの配信でも面白かった回でした。無観客開催だったからこそ、実際に色々な場面を見ることができた貴重な体験を知ることができました。

福嶋亮大さんの「世界文学の制作 第二章:指し示すこと、物語ること」は、前回の内容が私には少し難し過ぎましたが今回はスラスラ読むことができました。小説というものに対して深く考えたことがなく、小説の構成や小説が成立する条件を知らなかったため、なるほどと勉強になる内容でした。

苫野一徳さんの「社会構想のための哲学思考」は、人間を哲学の歴史から考察しています。一度では理解できない内容かもしれませんので、何度か読み返す必要があると思う内容です。

作 小川未明さん、版画 久保田寛子さんの「眠い町」は不思議なストーリーでした。ここにも時間がポイントになっている気がしました。気がつかないうちに、無自覚でいたら何か大切なものを奪われてしまうような、失ってしまうような、そんな気がしました。

丸若裕俊さん、沖本ゆかさんが紹介されていた「自在鉤/唐津焼の器」は、好きな器を使うことでその時間だけは、1日の中で慌ただしく過ごした時間を取り戻せるような気がしました。素敵な器や食器って、なぜか料理が美味しく見えたり、温かみが増してほっこりしたりしますよね。不思議です。

近藤那央さんの「近藤那央さんの選ぶ、不思議ないきものたちに出会える本」で紹介されていた「おばけ びょうきになる」は知りませんでした。そういえば、私にも背表紙に自分の名前を書くほど好きだった絵本があったことを思い出しました。どうして子供の頃好きだった絵本って、今でも大切な気がするんでしょうか?

宇野さんの「東映レトロソフビコレクションと戦後サブカルチャー的身体」は、サブカルに無知な私にはよくわからない世界でした。ただ、世の中の時間とは切り離された世界で自分だけのペースで流れていく時間を持つことは必要で、その選択肢の中の1つなのだと思いました。

上田唯人さん、高山都さん、宇野常寛さんの「走るひとたち」は、前回、高山さんが「ランニングのおかげで心も持久力がついて、人よりタフだ」と言われていたことが気がかりでしたが、今回写真の中で笑顔が見られたのでなんだかホッとしました。単なるマラソンではなく、景色を、街を、誰かといるその時間と体験を楽しめるランニングはちょっといいかもな、と思いました。

PLANETS CLUBに入ってから以前より色々なことに疑問に思ったり、深く考えたりすることが増えました。社会を現代を見る感覚が変わりました。昔の自分は如何に浅はかで視野が狭かったのかと恥ずかしいくらいです。もう大学の受け身の講義は受けたくないけれど、もっともっと学びたい、そう思っています。
夏くらいにplanetsのyoutubeに出られていた、安宅さんのゼミのメキシコに留学すると言われていた学生さんが羨ましいです。私もメキシコに住みたい!

遅いインターネットのwebページで、モノノメ2に掲載されている「ドライブ・マイ・カー」の鼎談が少し覗けますので、ぜひ読まれてみてください!



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