見出し画像

文学フリマ東京38に出店します

こんにちは、桜田です。
5月19日(日)に東京流通センターにて開催される文学フリマ東京38に「あした、春がきたら。」で出店します。ちょうど1年前の東京36に出て以来のイベント参加なのでとても楽しみです!スペースは「い-49」です。
早速ですが当日の頒布物、紹介していきます。

①三毛猫ランプ(既刊/B6サイズ/約15000字/800円)
一年前の文学フリマ東京36で頒布した作品です。今回また再販して持って行こうと思います。人間の女の子「タマ」と猫の男の子「ミケ」が不思議な夜の世界を旅するお話です。2人が旅をする風景のイラストと共にお楽しみください。

今回の増刷で3刷となりますー

「星はね、ひとの祈りや願いで出来ている」
中学二年生の女の子、タマは気が付くと星が綺麗な砂漠にいた。ここはどこだろうと思っていると一匹の三毛猫がやってきて「迷子になったんだね」と言葉を話す。そうして三毛猫は人間の男の子へと姿を変える。「おれはミケ。きみはタマだよね?」男の子はなぜだかタマの名前を知っていた。「行こうか。おれが点灯士として出口まで案内するよ」そう言って手を出しだす。タマは少し考えてその手を取った。

ミケタマのステッカーも持って行きまーす。200円です。


②うたたね(新刊/B6サイズ/約10000字/800円)
今回の新刊です。いちおう先述した「三毛猫ランプ」の続編の位置づけにあたるお話ですが、たぶん読まなくても大丈夫。なんやかんやあったあとの二人の日常の短編集を書いてみました。短編が3つとプロローグ的なお話が1つ入ってて、全部で10000字ぐらいのものになっています。4枚のイラストを元にしてお話を考えてみました。

①また会えた
②うたたね
③放課後デート
バレンタインデーとホワイトデー

ミケといる時間がタマは好きだった。心臓が破裂するぐらいドキドキするとか、矢で心を射抜かれたというような、衝撃的で燃え上がるような気持ちではないけれど、心の奥がじんわりするような、陽だまりのような暖かさを感じる。

「うたたね」より抜粋


③あした、春がきたら。(新刊/B6サイズ/頒布物紹介冊子/無料配布)

当日頒布する冊子の紹介や作品の設定や僕の意気込みが載っている冊子です。無料配布なのでよかったらこれだけでもどうぞー。

④薄明ブックカバー(グッズ/価格検討中)
自分の薄明を描いたイラストを使ってブックカバーを作ってみました。3種類各1枚入りを予定しています。前にTwitterであげたらかなり反応をいただけたので頑張ってパッケージを考えてみました。価格などまだ検討していることが多くてまだ完全に販売できるかどうかわからないのですが、なんとかやりたいと思っています。

3種類の薄明の空のイラストを使っています。
こんな感じになります!

⑤その他既刊(各500円)
「雨と傘とつないだ手」「螢火」はあと少しだけですが在庫があったので持って行きます。欲しい方はお早めに!

こんな感じです!今回はざっと紹介したのですので詳細もまた公開していけたらと思います。最後にもう一回言いますが、スペースは「い-49」です!TRC、何回か行ったことあるのですが第二展示場初めてだと思うのでちょっとドキドキしています。

このあたりです!

というわけで文フリ出店のお知らせでした!
もしよかったら当日スペースまで来てくださいー!!


この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?