今を残すということ

インターネット上に自分の考えや思いを発信してオンラインでコミュニケーションを取るようになったのはいつ頃からだろう?と遡ってみると、ホームページを初めて作った20年前に遡る。

当時は魔法のiらんどという携帯電話から登録するだけで自分のホームページが作成できるサービスがあり、そこで日記や掲示板を作って友達と交流をし始めたことが、オンラインでのコミュニケーションの原体験だったと思う。

そこから各種ブログサービス、mixi、モバゲー等を経てTwitterに行きつき、今日でもSNSを使ったコミュニケーションが一つの生活の軸として存在している。

オフラインのコミュニケーションは録音や録画をしたり、メモを取ったりしないと形として残らないけど、オンラインでのコミュニケーションは削除したり削除されたりしない限りは発信した瞬間から形が残る。

なんでこういうことを書いているかというと、最近長男がLINEを始めたことで、長男とのコミュニケーションがオンライン上で形に残るようになったんだな、ということに気付いたからだ。

そして、そう遠くない未来に自分が残したインターネット上の日記や戯言を長男が目にする機会も出てくるのだろう、と思った。
考えてみると、自分の父親の書いた文章や当時の気持ちなんかを今になって知る手段はほぼ無いんだな…と認識して、自分がこうして何かを書いて残しているのは後々になって子供達からすると貴重な情報になるんじゃないか、とも思えた。
そんなワケで、何か明確な今の考えや気持ちをこうやって残してみるのも良いかな、と思って、こんな文章を書き留めておくことにした。

最近はTwitterを主たるSNSとして利用しているのであまり長文を書く機会は無かった。
noteは随分前にユーザー登録自体は行っていて、専ら誰かの記事を読んだりお気に入りに入れておく程度の使い方しかしていなかったけど、ちょうど良いのでここに書き記していこうと思う。

決意も新たに始めてはみたけど、もしかしたらこれ一回切りということもあるので、そこは大目に見てほしい。

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