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Aalto Musiktheater 21.05.2023 オペラの記録:エッセン・アールトムジークテアター、モーツァルト《フィガロの結婚》

エッセンのアールト・ムジークテアターで5月21日、モーツァルト《フィガロの結婚》を観ました。

左側の壁はアールト・ムジークテアター、奥に見えるのはエッセン・フィルハルモニー(コンサート・ホール)です。

アールト・ムジークテアターはフィンランドの建築家アルヴァ・アールトの最後の作品です。アールトは20世紀最大の建築家の一人です。アールトはこの劇場の完成を見ることなく1976年、亡くなりました。

仕事を引き継いだのはアールトの2番目の妻、エリッサ。エリッサも建築家で設計段階から彼女が大きく関わり、事実上、彼女の作品という人もいます。
ちなみに最初の妻アイノは1949年に亡くなりました。アイノも建築家でした。

アルヴァ・アールトは有名でも、アイノとエリッサの名前を知る人は少ないかもしれません。

ここは私が大好きな劇場の一つです。
明るくて見やすく、何より素晴らしい音響を備えています。
バロック・オペラやモーツァルトの作品も音を拾い、変なクセがつきません。
ワーグナー作品でも音が渦巻いたりすることなく、うるさくならない。

フォワイエからバルコンに出てたところです。

このバルコンから下に見えるのは劇場カンティーネ(食堂・カフェ)。

フォワイエ。明るく見晴らしが良い。上の階に人がいると、こちらもさながら観客席のような感じになります。

プログラム。《フィガロの結婚》新制作プレミエは5月13日。
同オペラ音楽総監督トマシュ・ネトピルは今シーズンで交代、これが同劇場で彼が手がける最後の新制作でした。

カーテンコール。


プログラム中の写真です。

FOTO:©️Kishi



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