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家族と海外駐在をする時の準備

「パートナー帯同や子供帯同の海外駐在は大変ですか?」

という質問を時々いただきます。

赴任後は子連れ駐在への不安あったものの

幸いにもこちらでの生活はさほど大変とは感じていません。幼稚園や学校選び等は日本より若干苦労するかな程度→参考記事はこちら

ですが、子供帯同の駐在準備は結構手間、時間がかかりました。今後お子さん帯同での駐在を予定/希望されている方に向け書いてみます。

想定される帯同ケース

名称未設定のデザイン (12)

帯同ケースで想定されるのは以下3つ

①パートナーのみ帯同

②子供とパートナーを帯同

③子供のみ帯同

このうち①②は既に経験しているので経験上書きます。

③が一番周到な準備が必要だと思われるので、実際経験された方の情報参考にされることをお勧めします。

①パートナーのみ帯同する場合

正直大人だけの駐在生活の場合、なんとでもなるのであまり書くことはないのですが敢えて書くとすれば2点

・引っ越し準備

現地に駐在中の方や経験者に日本から持って行った方がいいもの(食材、日本語の本 等)をヒアリングして引っ越し荷物に入れておくと良いです。日本食材が手に入りにくいも多いし、逆に意外なものが手に入る、ということもあります。

・日本での仕事をどうするか

現在働いているパートナーを帯同する場合、パートナーは休職、退職される方が殆どです。最近は駐在帯同中のみ休職、という制度がある会社もあるのでパートナーの会社側と相談した方がよさそうです。その制度がない場合は退職。

それと稀に日本の仕事を海外からオンラインで対応、というケースもあるようです。但しこの場合は駐在先国、収入の発生源や金額に応じて納税が若干面倒になるのと、就労許可/VISAの種類にも関連してきますので(国によっては配偶者VISAでの就労ができないケースもあります)専門家へ相談することをお勧めします。

うちの夫はその辺りは面倒だ、ということで就労していません😅 


②パートナー+子供を帯同する場合の準備

大人だけの場合と異なり、子女帯同は異国での環境(生活、教育)を整えるための準備が多くなります。仕事しながらの準備の場合、駐在が決まったら少しづつ始めておくのがおススメ特に同時に帯同する場合は、事前に現地で学校見学や家選びをしておくと、生活立上げがスムーズです。

子供連れでホテル暮らしも大変なので。。。

子供帯同の準備としては特徴的なものは以下の4点がポイントだと思います。

✔年齢に合わせた絵本/本や学習教材

✔幼稚園学校選び

✔予防接種

✔英語、現地語の学習

順に見ていきます。

 ✔子供の絵本や学習教材などは多く購入し、引越し荷物に

絵本の読み聞かせが日本語維持に有効、だそうで、来る前に日本語の絵本をできるだけ揃えました。海外では日本語の絵本は中々手に入らないので。

保育園の絵本が詳しい先生がおすすめ絵本のリストを作ってくださって、それを基に購入

✔学校選びは早めから。

駐在時から帯同する場合は現地の幼稚園、学校にスムースに入れたいところだと思います。事前の情報収集とコンタクトがキー。

駐在中の方等にも聞いて、お勧めの学校や情報ソース等を駐在前に聞いておくと始めやすいと思います。メールで問い合わせを受け付けているところも多いです。

できるだけ早く現地で幼稚園を見つけたいと思っていた割に、私は幼稚園選びを甘く見ていました。結果、待機児童が多かった上にCovidによるロックダウンで見学、申し込みが一時期完全ストップしてしまい、結局入園は渡航半年後。。。


✔予防接種

国によりますが、予防接種履歴がないと幼稚園にも入れてもらえない場合があるのでとりあえず日本で定期接種のものはすべて受けておいた方がいいです。その上で国により接種が義務付けられている別の予防接種があれば不足分のみ現地で接種すると時間的にもある程度準備が短くなります。

記録は病院や行政で予防接種履歴の英訳してもらったものを持参するのが良いと言われているようです。現地に日本人医師のクリニックがある場合はそちらで現地の予防接種手帳に転記してもらえる場合もあります。

英語、現地語   
以前の記事でも書いた通り、うちは

「日本にいる間は日本語のみで育てる」

という方針だったため、外国語は全くやっていませんでした。今はドイツ語、英語とも少しづつ理解し、話すようになりましたが最初は全然わからず

「可哀そうなことしたかな。。。」

という思いも正直ありました。

現地幼稚園や学校に入学希望で、余裕があれば駐在決定を期に子供の語学学習はちょっと始めてもいいかもしれません。現地語がわからなくても英語だけでも少しわかるとコミュニケーションは取りやすくなるようです。

お子さんと二人で駐在の場合

私は経験ありませんが、周りの話を聞く限り、

友人やシッターさん等、いざというとき子供を頼める存在を早くに確保できると良いようです。


まとめ

家族と一緒に駐在する場合、特にお子さんが一緒の場合は日本での準備も大切なので、駐在が決まったらやることリスト作って、少しづつ終わらせていきたいものです。

ポイントは以下

パートナー帯同の場合

✔引っ越し準備

✔就労準備

パートナー+子供を帯同する場合(上記に加え)

✔年齢に合わせた絵本/本や学習教材

✔幼稚園学校選び

✔予防接種

✔英語、現地語の学習

です。

駐在すると日本の友人や家族とも中々会えなくなるので、忙しい準備の合間を縫って家族やお友達との時間も楽しめるといいですね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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日本企業勤務約20年、家族帯同海外駐在を2度経験後、
海外企業現地採用への転職に成功した、グローバルキャリアコーチShellyが
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