海外駐在女性のための国際キャリアデザインコーチ　Shellyです。

こんにちは。昨年から経済状況もあり社内外で帰任が増えています。昨日は来週帰任する同僚の帰任報告会でした。そこで改めて気付いた事について今日は書きますね。想定読者は

「海外駐在中で、自分の成果が見えず焦っている人」です。

駐在は自分で自分をリードしていくもの

昨日気付いた事が

「海外駐在＝放任。自分のキャリア形成に向けて駐在生活をどうドライブするかは本人次第！」

放任だから自由でいい！と思う方もいるかも。

でも自分の目標に対しての成果感じられていますか。日々の業務に流されていませんか。忙しさに流されるとあっという間に任期、帰任ということも。

海外駐在は多額のコストをかける分、会社も駐在員の成長を(結構）期待してます。

何より折角の貴重な機会を自分の成長、キャリア形成に活かしたいですよね！

駐在前後の管理され方の違い

まず駐在時と日本勤務時の管理され方の違い纏めます。

基本的に海外駐在の業務、労務管理はかなり自分任せ。

駐在前:　日本では上司が業務/労務を細かく管理。同じ職場で仕事をしているから相談しやすい。

駐在後:

✔日本から見ると別組織の人間(だから部下、同僚でなく海外拠点の人）

✔現地の上司はいるが、「駐在は別枠」で考える人が多い。

✔駐在中は日本人上司は少ない。いても畑違いや別拠点駐在の場合も多い。報告はするものの、日本の上司程緊密なコミュニケーションは取れない。（最近は駐在員数を減らす企業も多いのでこの傾向が進んでいます）

✔海外は担当者＝その業務のプロという意識があり、部下と言えど上司から仕事に口出ししない。（特に欧米）

駐在は自由な一方、日本では上司が随時アドバイスや指示するのは可能なのに対し、現地では基本自分次第。自分から求め、周りを巻き込んでいかないと何も変わりません。

あまり言われないことですが、この違いを理解しておくことは駐在生活では非常に大切！

では、どうすればこの駐在特有のハンデを乗り越えられるんでしょうか。

自分で駐在生活をドライブするためのポイント４つ

私が考えるポイントは以下の４つです。

✔駐在としてたどり着きたい目標、ビジョンを明文化
✔それを駐在先の日本人、現地上司と共有し、理解してもらう　　　　　　　　　　　　　　　　　✔具体的な計画に落とし、人を巻き込みながら進めていく　　　　　　　　　　　　　✔うまく進まない時は自分から積極的に相談

特に最初の目標、ビジョンの策定、明文化が一番重要かつ大変かな、と思います。会社から与えられたミッション、会社のニーズ、環境の特徴、自分の良さ、興味を踏まえて設定するといいと思います。

（このあたりの話は長くなるのでここでは割愛します。気になる方は👇のリンクからお問い合わせください）

既に駐在生活始まっているけど、この４つのポイントやってない！！！

と今思っている方は、今からでも遅くないので始めることをおススメします。

最後に

日本勤務時とは違う駐在環境であり、自分が動かないと進まないという前提を理解した上で、４つのポイントで駐在生活をより実りあるものにし、後のキャリアアップの礎になることを祈っています。

一番大切なことは楽しむこと！　貴重な駐在期間、公私とも楽しみましょうね💛

最後までお読みくださりありがとうございます。

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また次回！

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