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駐在中に妊娠したら、その後のキャリアはどうなる?

こんにちは。Shellyです。

先週末に15センチ位雪が積もり、娘と今年初のそり滑りをしました。去年は「怖い」と言っていたところも、「おもしろーい」と目を輝かせる娘に成長を感じました。楽しかった!


駐在女性の妊娠に関するご質問

ご存じの方もいらっしゃる通り、駐在2回目の私ですが、一度目駐在中に妊娠して任期全うせずに帰任している(くわしくはこちらへ)こともあり駐在の妊娠出産に関するご質問を頂きます。

「駐在中に妊娠したのだけど、今後どうしていくか悩む」

と言うご相談をよく受けるので、今お悩みの方のご参考になればと思い私の考えシェアします。


駐在中に妊娠したときのその後

海外駐在は若干特殊な勤務状態なので、日本で働いて妊娠するのとはちょっと違います。

一般化考えうるのはこの3つだと思います。

1. 駐在継続し赴任地で出産後勤務に復帰

2.帰任する

3.現地採用

少し説明していきます。

1.駐在継続し赴任地で出産後勤務に復帰する場合

 駐在員の産休制度がある会社やもしくは交代要員、時期の都合で勤務を継続してほしい場合等はこのケースに該当すると思います。言語、設備面で安心できる医療施設があることも条件になると思います。

駐在任務やキャリアを継続できる面では非常に魅力的ですが

その分産休、育休は短くなる傾向にあります。(産休は何とか取れても育休までは難しいと思います) 実際パートナーやご両親のサポートを得ながら早くから勤務復帰されているケースもあり、産後のママの負担が多いのが難点。

そして社内規定自体が女性が赴任する前提になっていない企業もまだ多いことを考えるとこの選択肢が取りうるのはかなり稀かもしれません。


2.帰任する場合

多いのはこちらのケース。妊娠報告後、後任駐在員もしくは現地スタッフへ引継ぎを行い帰任する。

帰任後は日本の社員に戻りますので、産休、育休はしっかり取れますが

帰任により、駐在任務がキャリアが中断されることが難点。

一般的に帰任後に昇進するケースが多いと思われますが、妊娠で帰任する場帰任後程なくして産休になる為、昇進のタイミングを逸してしまう可能性も。


3.駐在辞めて現地採用

最後にもう一つ最近可能性として考えられることがあります。パートナーや自分の希望、都合で現地は残りたい!けど会社からは帰任を言われている場合。

駐在辞めて、同じ組織の現地採用枠で働くか、現地で転職。

出産控えているのでいきなり転職は厳しいでしょうが、同じ組織の現地採用枠であればハードルは下がります。慣れた環境で働け、産休育休等も取りやすい。他社に転職するより手続きも楽。待遇は悪くなりますのでその点だけ注意必要ですが。

パンデミック以降駐在ポジションが減り、現地採用拡大を検討されるところもあるそうなので可能性はあります。

もし現地に残りたい場合はこれも一つの選択肢として会社に検討要請するのもありかもしれません。

今のあなたにとってのベストは?

駐在員の運命は会社が握るので、現地で産休も帰任も最後は会社次第ではあります。が、あなたにとってのベストは何かは考えておいた方がいいと思います。

駐在を継続したい、

現地に残りたい、

帰任して一旦は出産、育児にフォーカスしたい

などなど。

女性活躍推進で女性が働きやすい、女性の希望にできるだけ寄せる、考えを持つ上司や企業も出てきているので話し合いの可能性もあります。

キャリアは中断しても後から道はありますが、出産育児はやり直しきかないのも事実。

難しい問題ですが、会社の方針の前にあなたがどうしたいかを是非考えて頂ければと思います。


迷う時どうする?

とはいっても、初めてだと迷いますね。

凄く嬉しいけど、、、今まで築き上げたキャリアはどうなるの?

そんな時は経験者の話をできるだけたくさん見て、聞いて、イメージ描いてみることをおススメします。イメージ沸くとどっちがいいかを選びやすくなりますよ。


ちなみに私は最初はキャリア中断が本当に嫌で、何とか継続できる方法考えていたのですが、周囲の、

しっかり育休取り、

子育てを楽しむキャリア女性を見て、話をきいて

「子供が1歳までは育休取って、出産、育児に専念しよう」

と思うようになり、方針変更。

キャリアは中断し、昇進のチャンスも(恐らく)逃しましたが

今振り返るとあの時の決断はあれでよかった、と思えています。

最後に

色々書きましたが、後悔のないように是非今のうちに悩んであなたとあなたの家族の答えを見つけてください。

答えが出なかったら相談できる人を見つけて客観的に話を聞いてもらうのも手です。決して一人で抱え込まないように。

納得いく決断ができること陰ながらお祈りし、応援しています。

駐在員の妊娠となると、場合によっては交代要員の選定や帰任準備等会社の関与が増えます。どのタイミングで会社と話を始めるか、どう進めたらいいか等の経験談についてはまた別の記事にてお伝えします。お楽しみに。


最後までお読みくださりありがとうございます。


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今日も佳き日となりますように!


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