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【聖地巡礼マップ・聖地一覧】劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜

「劇場版ポルノグラファー」の聖地、ロケ地をまとめています。
 2021年2月26日〜3月18日に劇場公開され、撮影は、前年2020年の8月〜9月の暑い時期に愛知県豊橋市を中心に約2週間にわたり行われました。
 今回は劇場を公開した地域が限られていたため、映画を見ることが叶わなかったグラファーの皆様がおります。
 かねてよりTwitterでポルノグラファーシリーズのロケ地を特定したりマッピングしておりましたが、ロケ地の写真が映画の印象を左右してしまうことと、後日のアクセスのしやすさを考え、ブログにまとめさせていただきました。
 このご時世ですので、遠征や聖地巡礼が難しい方もいるかと思います。そんな方達にも楽しんでいただけたらいいなと思い、ストリートビューを埋め込んでみました。ぜひ映像との違いや、聖地の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。
 緊急事態宣言が全国的に明けるまではと思い遅くなりましたが、このシリーズには欠かせない桜も咲き始め、聖地巡礼には良い季節かと思います。
 まだ、予断を許さない状況ですが、盛り上がりの一助になりましたら幸いです。

【聖地一覧】

■木島理生の実家の最寄り駅■
■理生が春彦の元へ発つホーム■
■理生と春彦が帰ってくるホーム■《豊橋鉄道渥美線 三河田原駅》

こちらは渥美半島の田原市で撮影でした!

そして渥美線の車体はこちらを参考にどうぞ!


 ちなみに東京で城戸に会った後、理生さんが乗る電車はJR風の音楽が流れますが、映像は渥美線です。

 他ロケ地としては、メイキングは改札横の交流広場で、小林さんとテルさんと健太さんがコメントされておりましたね!

■理生が静雄の車から降り立つ車寄せ■
■理生と春彦が菜月の車に乗り込む車寄せ■
■理生が迎えに行って、春彦と乗り込む車寄せ■(春的生活・続春的生活)
《三河田原駅一般車乗降場》


■木島理生が春彦と喧嘩するラブホテル■
■理生が家出したラブホテル■《HOTELロンシャン35号室》

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*注 こちらに実際飾られている花はバラではありません

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(掲載許可済)

開放感のあるとても広いお部屋です。
35号室専用の駐車場から建物に入るとなんと階段が!階段の上にドアがあり、室内に入るとこの廊下になっていて、奥の左手にもう一つステンドグラスのドアがあります。
ホテルのトップにも「劇場版ポルノグラファー」を取り上げていただいています!嬉しいですね~

少し前ですがロンシャンさまのブログに35号室のリニューアル情報も出ていました!

《追記》
控え室は38号室 

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37号室も機材など?で使われたそう

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■明実春子が喧嘩していた駐車場■

《HOTELロンシャン35号室前》

★注意など★
こちらのホテルは予約可能とのことです。
また、室内の写真は撮って大丈夫ですが、室外、駐車場など外の撮影は他のお客様にご配慮いただきたいとのこと。もし室外の写真をSNSなどに投稿する際は許可を取ってくださいとのことでした。


★★【追加情報】★★4/18
◉35号室は複数人数での宿泊可能
(料金がかかりますがお布団を追加できます)
◉土・休前日 宿泊 基本料金9460円(参考価格4人18206円)
◉朝食サービスつき!
◉ショートステイもOK(複数人数特別料金)
ラブホテルですが大変ホスピタリティ溢れるホテルでした!
聖地巡礼におすすめです。

■理生が乗ったバスから見えるラブホテルの外観■
《ホテル正岡》

 外観は、下記の国道151号線のおそらく側道から?
 香月コーポレーションからユーロフランスユーズドカー付近
 バスの走路からはホテル正岡は見えません。走路より少し先の視界が開けたところで撮影しているようです。
 



■理生が家出するときのバスの走路■
《国道151号線 信号坂下→ファミリーマート豊川中条町店付近》

映画だとファミマの看板がありましたので、ファミマを目安にしてみるといいと思います。

■理生の乗ったバスが横切る橋■《豊川放水路分流堰と柑子橋》
一本下流にある《行明橋》から望遠で撮っているようです

〈行明橋から見る豊川分流堰と柑子橋〉
三木監督作品には橋と横切る車や電車がたくさん出てきます。
堰も「植物図鑑」「インディゴの気分」未公開映像の河川敷などに登場します。
この橋もとても美しく独特の雰囲気があり、使われたらいいなぁと思っていたのでトレーラーを見た時には感動しました!

■スナックアケミ■
《クルージン》

こちらは豊橋市ではなく、蒲郡市のスナックです!

スナックなのに広さがあって、手前と奥で表現を分けられて、奥行きを感じられる映像になっているのが素晴らしいなぁと思いました。
こちらのスナックは実際に2階もあって、まさにスナックアケミな雰囲気です!が、アケミの2階は違う場所で撮影しております。

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★★【追加情報】★★ 4/18
◉営業 金・土・日 21時(20:30)〜
◉席料1500円ほど?+飲み物代(良心的)
◉飲み放題プラン 4200円(90分制)
◉女性でも歓迎!

クルージンさんは現在短縮して営業中!3ヶ月前から再開したとのこと。
金曜、土曜、日曜日の21時からホステスさんがいらっしゃって本格営業。
本来は20時からですがこの情勢で20時30分ごろからお店の方が来られ、電気がついたら入れそうな感じです。
(写真など撮りたい場合は早めに訪れるのが吉かも)
なんと女性でも大歓迎とのこと!
オーナーもエキストラで出演されているそうです。

★どうやら現在、閉店?看板が外されてしまっているという情報をいただきました。(3/25)またついていたという情報も!(4/5)
→看板は台風で壊れて作り直していたそうです(4/18)

■スナックアケミの2階(明実春子と静雄の住まい)■
■官能小説パート■
《和風コテージBAMBOO》

浜名湖のほとりの湖西市の貸別荘です。

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(掲載許可済)

建物に向かって左奥が理生さんの部屋です。
窓からの景色が広々と開けていて爽やかで、春子と静雄という親子に会ってほぐれた理生さんの心情を表すようだと思いました。あえて、アケミの2階にこの風景を選んだところに、監督のこだわりを感じます!
また、官能小説パートもこの貸別荘で撮っています。同じ台所で、公平が冷蔵庫を開けるシーン、春子が倒れるシーンを撮っています。

《利木集会所》控室として使われたそうです

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★追記★4/19
ご主人がエキストラとして駅の撮影に参加されていたり、BAMBOOでの撮影時の逸話なども気軽にお話しくださって、聖地巡礼にはかなり!おすすめです!見学やショートステイは都合により可能なことも。ご相談ください。


■春子が入院し、理生と春彦が静雄を待つ病院ロビー、駐車場■
《豊橋市保健所・健康センターオープンスペース》《出入口付近》
★休館日 土・日・祝日 12月29日〜1月3日

■理生が腕を治療した病院で春子が待っていたロビー■
《豊橋市休日夜間急病診療所待合い》

病院ロビーの撮影は、同じ建物内の2か所で行われています。 

■春子の病室■
■蒲生田先生が入院していた病院■
《旧浜松東病院》

病院のロビーと病室のシーンは、別の場所で撮影しています。
こちらは病室の撮影が行われた病院で、今は閉院しているようです。
なお、「インディゴの気分」の蒲生田先生の病院はこことは異なり、千葉市の病院で撮影が行われました。
春子、蒲生田先生の病室は、南側の2階(か3階)かな?
テルさん奥野さんのオフショは東側かな?

■春子の見舞いの帰り、理生を乗せた静雄の車の走路■
《金沢橋》

郵便局側から橋を渡っています。
新城市に近い豊川市のだいぶ北の方です。
「春的生活」の車の土手もこの川沿いでで撮影しています。
この金沢橋もチラッと映っておりますよ〜

橋なので他よりも一段高くなっており、とても開放的な一本道を望遠で撮っています。三木監督の作品には柵の連なりが美しいシーンがたくさんありますが(「トリハダ」や「ポルノグラファー」の電車沿い、「インディゴの気分」の城戸さん社用車の走路など)、ここも三木監督らしい映像を体感できる場面の一つです。

■久住春彦が濡れながら歩いた商店街■
■理生が振り返って微笑む道
《花園商店街》

この商店街はとても大事なシーンに使われました。
石畳の模様が美しく道幅が適度に狭く、のぼりの桃色がきいていて、三木監督の好きそうな商店街の風景だなと思いました。
東京ラブストーリーの商店街も東京ですが、道の模様が綺麗でお店が詰まっていて刺し色があり、同じ雰囲気がします。

城戸さんパート。ロケ地は、東京です。

■城戸の出版社桃水社■
《フジテレビ湾岸スタジオ》

城戸さんの会議室は「ポルノグラファー」「インディゴの気分」と同じ場所です。湾岸スタジオの会議室です!

湾スタのあるお台場で、ドラマ「インディゴの気分」の撮影が行われています。
湾スタの斜め前に城戸が木島を拾う横断歩道があり、
さらにその斜め前のビルが「インディゴの気分」での桃水社の外観になっているので、合わせて行ってみると楽しいです。

■木島が城戸を呼び出す喫茶店■《喫茶 銀座》
東京都恵比寿の喫茶店。
店内は純喫茶の雰囲気で、映画やドラマによく登場する、ロケ地としては有名なお店です。

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(ちなみにドラマ「年の差婚」でも晴海さん(竹財輝之助さん)が窓際の席に座っていました)

★10時〜22時と営業時間は長めですが、撮影などで不定期にお休みの事が多いです。事前に問い合わせてから行くのがおすすめです。

■城戸が木島を見送る広場■《行幸通り》
東京丸の内駅前広場より手前の行幸通りから望遠で撮っている感じがします。

ちなみにここから、遠景③(下記)も撮っています。
この通りは三木監督の「東京ラブストーリー」5話にも登場します!

■遠景①■《豊橋市役所東館13階展望台 北向き豊川 新城方面》
同じ場所で方角を変えて2か所の遠景を撮っています。
遠景は正解がないので暫定ですが、ベランダから撮影しているようです。

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■遠景②■
《豊橋市役所東館13階展望台 東北向豊川 海方面 》
ここからだと豊橋市のロケ地も一望できるかも!?
豊川の下流に「続・春的生活」の二人で歩く土手があります。

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◇開館時間 午前8時~午後10時 ◇休館日 年末年始
◇入館料 無料

■遠景③■
《行幸通りから 東京駅丸の内北口向き》

■遠景④■
《木島邸2階北方面》


■木島の実家■
《豊橋市冨田邸》

■春彦のマンション■
《神奈川県のマンション》
「インディゴの気分」理生が住むマンションの別の部屋です。
三木監督作品には必ずと言っていいほどよく使われています!

★上記は個人宅、住居の可能性があるため詳細は載せておりません。

「劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜」
「春的生活」「続・春的生活」
◆聖地巡礼マップ◆

ドラマ「ポルノグラファー」
◆聖地巡礼マップ◆

ドラマ「インディゴの気分」
◆聖地巡礼マップ◆

 桜の咲くうちにと突貫で作りましたが、暫定の場所や気づいたこと、マップは随時更新していきたいと思います。配信や円盤が出ましたらもう少し詳細な追加ができるといいな。
 「春的生活」「続・春的生活」メイキング・オフショ(公式)の一部のスポットについては、取り急ぎマップに一緒に載せました。聖地一覧も、近いうちにアップしたいです。
 また、丸木戸マキ先生原作の「続・ポルノグラファープレイバック」にも、モデルとなった場所があります。Twitterに投げっぱなしなのでこちらも同じようにまとめられたらと思います。映画版と比較の旅もいいかもですね。
 そして一番大事なお願いですが、住宅街の撮影や私有地への立ち入り、騒音、SNSへの投稿など、巡礼マナーにはご配慮くださいますよう、何卒お願い申し上げます。

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 さて、ここからは個人的な話です。
 私はなぜロケ地特定班をやっているのか、それは監督がどう映像を作っているのか、少しでも知りたいからです。
 聖地を知り現場に行くと、監督が360度開けた現実を、どう切り取り演出しているのかを感じることができるからです。
  今回の「プレイバック」は、東三河地方を中心に撮影が行われました。
これまでの三木康一郎監督の作品は、関東近郊で撮られることが多かったように思います。
 一番初めに出たロビーの写真に豊橋の文字があり、地方ロケだと知った時は驚きました。それと同時に、今までにない風景や空気感を味わえるのではないかと期待しワクワクしました。また、きっと監督の好きな構図や景色があるに違いないと、予想することも楽しかったです。前回のドラマと違い、映画ということで撮影から劇場公開までには多少の期間がありました。撮影中のオフショやお話をTwitterなどで見ながら楽しみに待ち望む時間は、本当にかけがえのないものでした。
 公開までの毎日、ネットの地図で三木監督の選びそうな場所はどこかなぁと予想しながら豊橋市や、オフショやメイキングで出た地を巡り、本当に心踊る日々でした。おかげで、東三河地方の山や田畑や植生、家々の特徴、川や土手や橋、道にも詳しくなって今ではすっかり馴染みの土地の気分になってしまっています。
 思えば2年半前、「ポルノグラファー 」を観て、映像の素晴らしさに度肝を抜かれ、聖地巡礼したいなと思ってロケ地を調べ始めたのがきっかけでした。「プレイバック」が映像化されたあかつきには全てのスキルを持って挑もうと思っていました。勘も鍛錬のうち、興味のある映像のロケ地を推測し腕が鈍らないようにと楽しんできました。都内住みの私には、東三河地方の土地勘がないのでまずは土地を見慣れようと思いました。三木監督の作品をたくさん鑑賞しロケ地の選び方や好みなどを知り、聖地巡礼し、その場所や空気感の切り取り方をを体感し、ますます好きになりました。
 その甲斐あって、公開前までには大体ロケ地がわかり、劇場ではその場所がどういう映像になっているのかを体感することができました。驚きがあり、予想を超えた感慨があり、やっぱりという喜びもあり、本当に本当に感動しました。ロケ地特定班をやっていて本当に良かったなぁという気持ちが込み上げてきました。
 「プレイバック」は、三木監督が、脚本から演出、編集までの全てを手掛けています。また、撮影陣、スタッフは精鋭三木組の皆様です。隅から隅まで、監督のこだわりが行き渡りギュッと濃縮された作品だと感じました。
 コロナ禍にありながらも数少ないロケ地で、違う雰囲気や空気感を表す工夫、奥行きのある表現、密度のある映像が撮られているように思いました。並々ならぬ熱量を感じ、私も本当に胸が熱くなりました。 
 この作品は、そんな特定班の私にとっても、集大成でした。ずっとずっと、プレイバックのロケ地を特定するのが夢でした。楽しい日々でした。その願いを叶えてくださり、本当に本当にありがとうございました。
 わからないところが多少残っていますが、それは配信や円盤の楽しみに取っておき、ちびちびとスルメのように味わいたいと思っております。
 本当は検証までがセットかな、と思っておりますが、今回は住まいから遠くなかなかままなりません。もし何かお気づきの点がありましたらお教えください。また、聖地巡礼に行くことが本当に本当に楽しみです。
 皆様にとっても楽しい聖地巡礼になりますように。Bon Voyage!
                            ちわ 拝

(記事内容・写真の無断転載はご遠慮ください)

 

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