見出し画像

あなたを傷つけた人に、あなたの貴重な時間を奪われないでほしい。

最近、
怒ることが少なくなった。

それは、
わたしが穏やかな人間だから
というわけではない。

怒ることに
費やす時間があるなら、
自分の好きなことに
費やしたいから。

それが、
わたしがほとんど怒らなくなった理由だ。


社会人になりたてのわたしは、
あらゆることに怒りを覚えていた。

就職した会社の配属先が
かなり忙しい部署だったことも
関係していたのだろう。

正直、

毎日が戦争で、
怒声や電話の音が鳴り止まず、

心が落ち着く暇がなかった。

理不尽なことを言われて、
ブチッ。

言い争う声に、
イラッ。

正確に届かない書類を見て、
ムシャクシャ。

今考えても、
1日にかなりの怒りを抱えて、
生きていたと思う。


ただ、

あるとき、
怒ることに疲れてしまった。

怒る度に、
自分の体力と気力が
奪われていくから
だ。

このままでは
やっていけない。

そう思ったわたしは、
『どうしたら怒らなくなるのか』
について
考えた。

そこで、
あることに気がついた。

怒り続けている間、

わたしはずっと
『怒りの原因を作った人』のこと

を考え続けていた。

会社にいる時間以外にも、
家に帰った後も、
次の日も、また次の日も。

よく考えると、

ものすごい時間を
その『怒りの原因を作った人』

に費やしていた
のだ。

その当時、
かなり負けん気の強かったわたしは、

そこで、
こう思った。

それって、
『怒りの原因を作った人』に
負けてるみたいで、
嫌じゃない??

そう思ったら、

怒り続けていることが
馬鹿らしくなった。

勿論、
怒り続けることが
すぐ収まったかと言えば、
そうではなかった。

けれど、
そのことに気がついてから、
怒りにたくさんの時間を費やすことは
格段に減った。

今は
そんな負けん気すらも手放した 笑
わたしだけれど、

『怒りの原因を作った人』に
時間を費やすくらいなら、
自分の好きなことに時間を費やす。

その方がよっぽど幸せだ
と思っている。

勿論、
理不尽な行為を受けてもなお、
怒りを我慢するべきだ
と言っているわけではない。

ただ、
自分の限られた貴重な時間まで
嫌な人に奪われる必要はない

と思う。

もし、

休日でも
『怒りの原因を作った人』のことを考えて
苦しい人がいるなら、

わたしの勝手で
こう伝えたい。

『あなたを傷つけた人に、
あなたの貴重な時間を奪われないでほしい。

 あなたの貴重な時間は、
できれば、
 あなたが幸せになることに費やしてほしい』

久しぶりに怒りの感情がわいてきたとき、
以前に『怒りについて考えた』ことを思い出した。

これも、
誰かの何かのためになったらいいなと思いながら、
noteにつづっておく。

応援をいただくことで、 みなさんのこころをゆるめる創作活動に 打ち込むことができます^ ^ よろしければ、 みなさんの温かいおこころをお願いいたします♬