社会で必要な大人の人選はもう済んでいて、周回遅れの僕はある居場所を離れると無力感に襲われる。自宅で母の介護をしていると、ある友人が僕の事を必要だよと言ってくれるみたいで、今日も頑張ろうと思える。他人に良い顔を見せようとして、傷ついた心を抱える午前五時、自分を愛してあげて救いたい。
嫌な思いをしたときにやめてと言えず、人に話すときに悪口になってしまうのはそれくらい心が傷ついたからだったんだ。 たとえ抵抗しても人に素直な気持ちを話しても、それでさらに傷つくことが怖くて、悪口でバランスを取っていたんだなぁ。