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デコボコだからこそ、寄り添い合える~映画感想文『幸せのレシピ』#映画感想文~

みなさん、
こんにちは。

随筆家 兼 文筆家 兼 イラストレーター 兼 占い師
のChii。です。

今日は……?

今日も……?
クリエイターフェス向けの記事

書いていこうと思います。


わたしが
映画感想文として紹介したい映画は

『幸せのレシピ』
(2007年、アメリカの映画)。


ご存じの方も
いらっしゃるかもしれません。

わたしが
この映画の題名を聞いたのは
数年前。


スキなYouTubeクリエイターの方が
紹介
されていたのを、

『ふぅん』
というくらいのテンションで
耳に入れていました。

(塩対応……汗)


そのとき、

特別、
観ようとは思いませんでした。


ただ、

最近、

仕事の合間の休憩時

動画配信サービスで
気分転換も兼ねて映画やドラマを観る
のが趣味なりつつあり、

ふと
このタイトルが目に留まった
のです。


食べ物がスキ
なので、

作るのもスキだし、
食べるのもスキ


『じゃあ、観てみようか』
と、

軽い気持ちで
映画を観始めました。


はじめは

料理のシーンが多いので、
そこにトキめきながら観進めていました。


しかしながら、

途中から、

主人公とその職場の同僚と主人公の姪
との人間関係に

引き込まれていきました。


事細かく書くと、
ネタバレになってしまうので、
詳しくは書きませんが、

主人公は
完璧主義で自分ルールが多く、
周りとの調和を崩して
いました。

職場の同僚は
その主人公のペースを乱しつつ、
自分のスキなように振る舞って
いました。

そして、

主人公の姪(10歳くらい?)は

突然、母親を亡くし、
周りにこころを閉ざしていて
……。


その中で、

3人が
自分たちのデコボコにぶち当たり、

お互いに
ぶつかったり、寄り添ったりし合いながら、

こころを通わせていく姿が
とても印象的
でした。


むしろ、

そのデコボコがあるからこそ、
寄り添い合えるのかも、



思わせてくれました。

人は
誰しも完璧ではありません。

相手の嫌なところを許せなかったり、
自分の気持ちを抑えきれなかったり。


生きていると、

好む・好まざるに関わらず、
人と人が衝突することは避けられません。


その中で、

葛藤しながらも、
『では、どうしたらいいのだろう?』
と模索しながら、

互いの落としどころを見つけていく。


それがあるからこそ、
人は協調して生きていけるのかな、
と。


映画の中で、
最もスキなシーンがあります。


主人公の家で、

職場の同僚と主人公の姪が
パンケーキを焼き、

主人公が
オレンジジュースを絞って準備している
シーン。


お互い、
喧嘩したり、距離を取ったりしながらも、

寄り添い合って
穏やかな時間を作っている。


その最たる場面が
このシーンかなとわたしは思います。


このシーンを観たとき、

『人っていいな』

と単純に感じました。


お互い、
胸に秘めている思いはあるけれども、

軽口をたたき合いながら、
夢を語っている。


このシーンが
この映画の中で一番スキです。


この映画は
料理やお菓子を作るシーンも多いので、

そういうのが
スキな方にもオススメですし、


人のぬくもりを改めて感じたい方にも
オススメ
します^ ^


結びに、

あなたの心が
ゆるゆるとゆるまっていきますように……。

#映画感想文

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