若芽スケッチ、その二
昨日は、近所の公園で散歩がてら今しか見ることのできない若芽をスケッチしてきました。
最近は朝から暖かくてとても嬉しく思います。
私は公園に入ると、まず「ゆずり葉」の木に挨拶します。このゆずり葉は複数で植えられており、根っこは繋がっているようで、家族のようです。この木々の間の空間にいるととても快適なのです。夏でも涼しい風が通って居心地が良いので、スケッチをしている時も気持ちよく、やや上を見上げながら姿勢良く描くことができて、楽しい体験となりました。
植物と触れ合っていると、色々と考えることなく自然体でいいのだと思います。
春になって、芽が出て葉っぱが出てくるって自然なことですよね。どの植物も自分らしくイキイキとしていて、観察していて、この時期はいつも嬉しく感じます。
老子の言葉で無為自然という言葉がありますが
何も意図せずただそこにある。それでいいんだ、ということを植物は教えてくれます。
最近は写真を撮って家で描くよりも、スケッチブックにドローイングした方が対象を捉えやすいので、スケッチブックを持ち歩くようになりました。
見る力の勉強にもなるし、日光浴や森林浴もできるし一石二鳥ですね。
パソコンで、目が疲れた時には重い腰をあげて、外に出てみると、様々な出会いがあるので、ワクワクしますね。
新年度で新しい環境に身を置く人も多い時期だとは思いますが、植物は無言で癒しをくれます。疲れたら新緑を見上げてリラックスしてみませんか。
今日も素敵な一日でありますよう。
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