子どもを授かると言うことパート3(ハイリスク妊婦ってやつに)

⚫︎ようやっと安定してきた安定期
8月頃安定期に入ったにも関わらず、謎の腹痛と出血が続いていた。
病院に行っても原因不明、とにかく安静しか言われなかったのが、9月に入ると嘘のように安定し、20分ぐらいなら続けて歩けるようになった。

幸せ!!!!

1人で買い物に行けた、1人でバスに乗れた、1人で夫の会社近くまで歩いて迎えに行けたなどなど、誰かに頼らなくても生活が送れると言うのは、こんなにも幸せなのかと実感する毎日だった。

9月、10月は、DJKOOの盆ダンスイベントに参加する、デイキャンプ、実家に帰り法事に参加する、地元の友達に会う、新幹線に乗って都内へ遊びに行く、などなど楽しみな予定盛りだくさんで過ごし、私の精神状態も安定していった。

お腹の中の赤ちゃんも元気で、日に日に胎動が激しくなっている。
実家に帰った時、法事でお経に合わせて激しめに動いていたのと、カラオケに行った時、友達たちが激しめなラップでノリノリだったのが印象的笑

私の歌声ではピクリとしたこともないのにー。
ウクレレ弾いても静かなんだよなー。
あと、夫が胎動を確認しようとお腹に触れようとするとすんと静かになる。
「なにー!もう、早めの反抗期か〜笑」と話す夫を見るのもなんだか幸せ。

このまま、出産の1月まで行くのだろうなー体重の増え過ぎには気をつけて、調子の良い日は歩いて体重管理していこうと思っていた矢先のことだった。。。。。

⚫︎ハイリスク妊婦ってやつへ(全前置胎盤)
11月にはいり、8ヶ月になった頃の超音波検査にて「胎盤が下の方にありますね〜」と言われる。「あ、そうなんですね〜」と呑気に返すが、これが結構一大事らしい。
普通、胎盤は子宮の上の方についているのだが、前置胎盤は下の方。
こんな感じ。イラスト参照↓

「へー胎盤下にあるだけでしょ〜」
と思ったらこんなリスクが。。。

・子宮口の真上にあるため、普通分娩は難しい。帝王切開必須。
・帝王切開の時、出血多量になるのが想定される。
・胎盤が、子宮やましてや膀胱に癒着する可能性がある。(その場合摘出手術)
・胎盤が子宮口の近くにあるため、臨月前でも動くと出血しやすい。出血すると胎盤が剥がれてる可能性あるから即入院。(お腹が張ったら安静に。少しでも出血あれば即入院)

国立生育医療センターがわかりやすくまとめてくれていました。

元々、帝王切開予定だったから(子宮筋腫の手術をしているため)なにも変わらないと思いきや、よくドラマとかで、出産中に「出血が止まりません!!母子ともに危険な状態です。」みたいなやつになる可能性があるらしい。

こわーーー。

ここんところ調子良すぎて、2人目の計画を考えていたからショックデカすぎた。1人目を出産するリスクがデカすぎて2人目どころじゃないなと。目の前のことに集中せい!ってことかと。

対策として、行なっていくことは
・鉄剤飲んで自己採血し、自分の血を手術で使う(輸血でのリスクを減らす)
・MRIを撮って、膀胱と胎盤の癒着具合を見る(MRI撮ったところで詳細は分からないけど、ないよりマシ)

とのこと。また安静の日々かーと気が遠くなりました。
でも、日に日に胎動はどんどん強まっていて、お腹の赤ちゃんが『あたいは元気やで〜そう落ち込むなかれ〜』と言ってくれているようで支えになっている。
私も「あんたが元気ならよかばい〜あんたが無事生まれて来てくれるなら何もいらんばい〜」と今は割と楽観的な感じ。

⚫︎前置胎盤になりやすい原因としてあげられること
出産回数の多さ、帝王切開の既往、喫煙、多胎妊娠が挙げられるとのこと。

私の場合、帝王切開まではいかなくとも、子宮を手術した既往歴があることと、高齢出産が原因かと納得。

「子ども欲しいなら、若いうちがいいわよ〜」とか言われてきたけど、まぁそれも納得。同い年の友達が最近出産したのだが、「20代の時は何にもトラブルなく出産したけど、30代になって、出血したり、入院したりと大変だった。」と言ってて、リスクは大きくなっていくのだなと。

でもそんなこと言ったって、いつどのタイミングで結婚するか、授かるかなんて自分でコントロール出来ないしなーともんやり思う。
私は、今しかなかったのだと思う。

今だからこそ、妊娠すると言うことを通して、妊婦の想像以上の大変さを知り、母になるという覚悟を重ねさせてくれた事、ベビー用品の多さに驚き、それを選ぶ大変さと購入する嬉しさを感じれた事、私が妊婦になって辛い時なにも出来ない時、支えてくれた夫の人間性の素晴らしさを沢山教えてくれた事、お腹の中で動くのを感じ、あなたと出会えるのを楽しみに待つ気持ちを味合わせてくれた事、そんなこんなを体験させてくれただけでもう十分。思い残すことはないけど、欲を言うなら無事に会いたい。

そして、あなたが生まれてくるなら私はどうなってもいいと思ったけど、夫を残してはいけないから2人で頑張ろう。

大丈夫、意外と私は強運の持ち主さ。

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