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ナガノ超展開

キャラクターが予想の斜め上の動きをし、小道具が想像を超えた働きを担い、感情は画面から滲み出して僕らを侵食し、物語が「いやコレ何なん」という展開を見せること。読者を含め、もう登場人物の全員がコレに振り回され続けている。

繰り返し読みたくなる中毒性を有しており、「ナガノ頭おかしいだろ(笑)」が純粋な褒め言葉として口からこぼれてくるのだが、こと鬱方向に展開した時には、その冷徹なまでの観察力、常軌を逸した発想力が、時に異常性、猟奇性、また「快楽のため」なんだ・・・性を示してしまうため、単純に怖いわ、つーかお前の血は何色だ。

ループ編でのあまりに凄惨な絶望表現にちい民の一人が
「ナガノ先生もうやめてください。これ以上ちいかわちゃんをいじめるならファン辞めます」とコメントしたのは記憶に新しい。

マンガ好きなら、ナガノを知ってしまったら、ナガノとナガノ以外だ。
引き返し方もわからないし、振り返っても真っ暗だ。
僕だって、辞めなきゃいけないと、頭ではわかってんだよ⋯
(ハァ?)

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