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4人の子育てと両立しながら業績ナンバー1の秘訣とは?営業の1日に密着

2023年1月に中途社員として地域新聞社に入社し、4人の子どもを育てながら柏支社の企画営業として活躍している女性社員がいます。

入社後わずか10カ月で主任に昇格、半期ごとに営業の予算達成率を競う「S-1グランプリ」では、1年目にして一般の部 総合部門で全社1位を獲得。所属チームと支社も全社1位で表彰されるという輝かしい成績を収めた彼女(※)。

子育てに忙しい日々を送りながらも生き生きと仕事を楽しみ、結果を出す秘訣はどこにあるのでしょう? ある一日に密着しました。

※39期下期(2023年3~8月)

志賀 美樹(柏支社 企画営業)
アパレル業界、生命保険会社の営業、写真館社員を経験した後、2023年1月に地域新聞社に中途入社。柏支社に所属し、企画営業として「ちいき新聞」の松戸駅周辺版を担当。長男(8歳)、長女(7歳)、次女(5歳)、次男(1歳)の母。愛犬のトイプードルとのお散歩がストレス解消法。

MISSION目標:人と企業が輝ける地域に


※「MISSION目標」とは、地域新聞社のMISSION「地域の人と人をつなぎ、
あたたかい地域社会を創る」を実現するための個人目標です。

時間を有効活用! 1日のスケジュール

4人の子のママである志賀さんの1日は多忙です。下の2人は別々の保育園に通っているため、送迎だけでもひと苦労! 夫と手分けし、近くに住む義実家の力も借りながら、仕事と子育てを両立していると言います。

通勤時間は車で約30分。
「営業車が支給されて、行き帰りに子どもの送り迎えができるのもメリットです」

―志賀さんのとある1日―

8:00 子どもたちを保育園へ
8:30 出社
8:30~10:00 支社で事務作業・会議
10:00 担当エリアへ出発
11:00 お客様と打ち合わせ
12:00 打ち合わせを兼ねてお客様のお店でランチ
13:00~15:00 飛び込みや電話営業などで新規顧客開拓
15:00~16:00 お客様と求人広告の打ち合わせ
17:00 帰社→事務作業
17:30 退社→子どもたちのお迎えへ

「最初は9時-18時勤務だったんですが、それだとちょっとお迎えの時間に間に合わなくて、8時半-17時半に変更させてもらいました(※)。働き方を柔軟に選べるので、とても助かっています」と志賀さん。

変形労働時間制…中学生未満のお子さんを持つ育児従事者を対象に、延長保育料が発生しない預入が可能になるなどの背景を考慮して、9:00~18:00の就業時間の他に当社で導入された制度。
① 8:00~17:00 ② 8:15~17:15 ③ 8:30~17:30 ④ 8:45~17:45 ⑤ 9:15~18:15 ⑥ 9:30~18:30の8時間勤務を認めるもの。

限られた時間の中で成果を上げるため、1日の中でさまざまな工夫が見られました。

その日やるべきことは前日中に決めておき、残業せずに退社できるよう、やれることはできるだけ朝のうちに支社で済ませてから担当エリアへ出発します。

基本残業はしないが、時たまする場合も「遅くとも19時まで」がマイルール

午前中は定期的に広告掲載やチラシ折込をご利用いただいている学習塾で、直近の掲載広告の効果測定と次回以降の販促計画について打ち合わせ。当社の企画営業は、基本的には広告提案から原稿作成・効果検証まで一貫して担当し、お客様と伴走します。塾長様は志賀さんが提案した新しい広告デザインを気に入ってくださり、次回の広告内容については「全面的にお任せしますよ」と、すっかり頼りにしていただけている様子でした。

打ち合わせ中に先方からご相談いただいたWEB広告については、すぐさま専門部署に連携。

「広告業界は未経験で入っているので、知識や経験値はまだまだ足りません。なので、分からないことなどは逐一バディの先輩や専門部署の人に聞いています。忘れて同じことを聞いてしまっても皆さん何回でも丁寧に教えてくれて本当に優しいです」と笑います。

学習塾での打ち合わせを終えると、その向かいと隣のお店に飛び込み営業。移動時間削減のため、アポイント前後にその周辺で新規開拓をすることも忘れません。

その他、支社の事務さんに原稿修正を電話依頼したり、車の中でパソコンを開いて作業したりと、すき間時間を有効に活用していました。

アポイントの合間も無駄にしない

場合によっては直行や直帰をすることも。

そんなふうに効率的に動きながら、1日に5~10件の訪問と、メールや電話も駆使し20~30件の接触を心掛けているそうです。

もっと子どもの成長を見たいと思い転職

――前職は写真館の正社員だったそうですが、転職しようと思ったきっかけは何だったのですか?

志賀さん:写真館は土日休みではないので、勤めていた約1年、子どもの成長をよく見られなかったという思いがありました。それで勤務地が家から近く、子育てしながらでも正社員として働ける仕事を探していたんです。

――それで地域新聞社に入社しようと思ったのはなぜ?

志賀さん:まず条件面で希望と合致したということ。それから、人と話すことが好きなので、営業をやりたいと思っていました。中でも、経営者の方とお話しできる地域新聞社の営業職は、勉強になるし視野が広がるので、魅力を感じました。

お客様の餃子屋さんにて。担当する業種は飲食店から住宅関係、美容系まで多岐にわたる

――4人の子育てと仕事の両立なんて考えただけで気絶しそうなんですが、入社してみて実際の働きやすさなどはどうですか?

志賀さん:サポート体制は十分だと感じています。周りにも子育てしながら結果を出している女性の先輩が多くて心強いです。先日も子どもがインフルエンザになってしまったんですけど、在宅で仕事をさせてもらいました。みんな「何かできることあったら言ってね」と声をかけてくれて、優しいですよね。有給で「子の看護休暇」(※)も取れますし、子どもが熱を出した時などに、休みや在宅ワークの希望を言いやすい雰囲気があります。

子の看護休暇…小学校未就学の子(労働者と法律上の親子関係がある子)を養育する従業員(正社員、契約社員、パート全従業員)を対象に、父親、母親のいずれでも取得が可能。有給で、1日単位、半日単位、時間単位で取得可。対象の子ども1人の場合に年5日、2人以上の場合に年10日付与される。

――逆に、入社してからギャップを感じたことはありますか?

志賀さん:広告会社ってデスクワークが多いイメージだったんですけど、思っていた以上に外回りもできて、かつデザイナーさんと一緒に広告のデザインなども考えられる。人と話すことも、ものづくりも好きなので、私にとってはバランスが良い仕事だなと感じています。

――私は飛び込み営業が苦手だったのですが、志賀さんは楽しそうですね。辛くなることはないですか?

志賀さん:もちろん、数字が上がらない時は落ち込みます。でも、「ちいき新聞」という媒体をご存じで、好意的にとらえてくださっている方が多いので、それが楽しいですね。飛び込みは全く苦ではなくて、むしろ新しいところに行くのが好きなので、時間を見つけてはローラー営業しています。

先方がお忙しい時などはご迷惑にならないよう、手書きメッセージを添えて資料を置いてくる

――先ほども飛び込んだお店で移転告知のご相談をいただいていましたね。

志賀さん:私運がいいんです!(笑)

――志賀さんの姿勢が運を引き寄せているんだなと感じます。

志賀さん:保険の営業をしていた時は、0から10まで全部自力でやるしかありませんでした。でも「ちいき新聞」には媒体力があって、お客様からお問い合わせをいただくこともありますし、インサイドセールスからのパスもあるので、それはありがたいなぁと思いますね。

「いち女性」として自立したい

――サポート体制があるとは言え、営業活動から原稿作成まで、企画営業がやらなければいけない業務は多いですよね。それでもこんなに効率的に動いていることに感心してしまいました。

志賀さん:いえ、実は最初は自分一人で仕事を抱え過ぎてしまっていて…。でも支社長に「もっと周りの人を頼っていいよ」と言ってもらってから、事務さんに依頼がしやすくなりました。事務さんの方からも声がけしてくれて、本当に頭が上がらないです。

――柏支社は環境も雰囲気も良さそうですね。

志賀さん:営業同士ってライバルでもあるので、ぎすぎすしがちじゃないですか。でもこの会社はそういうのが全くないですよね。誰かが受注したら、心から「おめでとう」と言い合える関係ってすごいと思います。

――それは昔からうちの文化かもしれないですね。10月からは主任に昇格されましたが、何か変わったことはありました?

志賀さん:目標に対する意識が高まったと思います。今までよりも全体を見るようになって、よりチームメンバーや支社メンバーとコミュニケーションを取るようになりました。

――では今後の目標は?

志賀さん:今を生きるのに精いっぱいなんですけど(笑)、先輩方のようにかっこいい女性になりたいです。「ママ」ではなく、いち女性、いち営業として自立したいなと。

――最後に、志賀さんのように子育てしながら働きたい女性に向けて、メッセージをお願いします。

志賀さん:「独身じゃないとできない仕事ではないよ!」と言いたいです。働きやすい環境は整っているし、周りの人の理解やサポートもあるので、会社としてもそこをもっとアピールしたらいいと思います。子育て中の方にはぜひ諦めずにチャレンジしてみてほしいですね。

編集後記

元々「ちいき新聞」の読者として、掲載店の利用や読者プレゼントの応募などもしていたという志賀さん。メイン読者層である子育てママに近い視点や経験が、お客様へのご提案にも生きていると感じました。

また、誰よりも自分自身が自社媒体と商材に価値を感じ、自信を持ってご案内をしていること、そして、社内にあるリソースをフル活用しようとしている姿勢も印象的でした。

ご家族も仕事について理解し協力してくれているとのことで、はつらつとした笑顔で働く母の姿は、子どもたちから見ても「かっこいい」と映っているのではないかと思います。

地域新聞社では、性別問わず、また、子育てに限らず介護などさまざまな事情に合わせて働き続けられる環境を整備するべく、ダイバーシティを推進しています。まだまだ課題もありますが、全てのスタッフが活躍可能な職場を皆で作っていければと思います。スタッフは随時募集中ですので、この記事を読んで興味を持った方はぜひごお応募ください。

このnoteを書いた人:編集部 広田みずほ( Twitter / Web記事

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