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踊ると決めた

靴下も脱いだ

晴れない空の横に立った

ある日はその日

告白した日

天井壁画の娼婦の乳房

その柔らかさのすぐ真下


熱波は噴煙

前触れなく着火

プール開きの初日から

情状酌量の余地あり

そこですかさずテーマ音楽

カマキリ捕食のシーン

もうしない

誰ともしない

出来ない約束なんてしない


振り付け変えた

コーラスは雄叫びにした

今日だけキーを高くした

変なことしたい

公共の利益に反したい

疑うなら踊れ

共に踊れ

従うなら染まれ

黙って染まれ

生まれ

進め

止まれ

注意

守れ

速度

触れ

爆弾

零れ

引力に逆らい

上へ

ますます駄目な方に行け


自己紹介が遅れました

拙者某と発します

宜しくお悔やみ申し上げます

悲しがる習性があります

中で何かが燃えてます

とても口では表せません

そのうちお目にかけましょう

その時あなたはもう灰だ

灰だ

位牌だ

腐敗した

肺だ

不倫も厭わぬ

反論も辞さず

しない

居ない

絶対に市内

竹刀

されない

踊ると決めた

シーンが

下が

濡れてはいたが

喉が乾いた

アンバサダーが必要だ

裁きを受ける

救世主の足元

観光バスが

二台も停まった


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お読みいただきありがとうございます。大寒波が来るそうです。雪はどうかな? 降るのかな? 最近たくさん詩を書いてるんですが。いいのが書けないと悔しいからもっと書いちゃうし、いいのが書けたら書けたで嬉しいからもっとと思って書いちゃうから、ストックが貯まる一方で悪循環なんですね。




読んでいただき、ありがとうございます。 ほとんどの詩の舞台は私が住んでる町、安曇野です。 普段作ってるお菓子と同じく、小さな気持ちを大切にしながら、ちょっとだけ美味しい気持ちになれる、そんな詩が書けたらなと思っています。