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写真と日々、考えごと

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ぼくの撮った写真と考えていること
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記事一覧

ヘビを奪い合う兄弟

15センチばかりの小さなヘビがいた。ヒバカリという名のヘビの幼体だという。 噛まれたら最後…

ちいさな島
16時間前
6

よく死ぬ。

しっしっ。キミ失敬だよ、降りたまへ。 いや降りるのはキミであって、私ではないのだよ。つま…

7

昆虫は承認欲求を満たさない。

庭のワイルドストロベリーがよく咲いた。 これならいちごもだいぶ生るんじゃないかと思う。去…

8

ほっとする日本の味、蕗の煮物

ふきのとう持っていくかと父が言うのでもらって帰ることにした。 生のあると聞くとあるよとい…

9

ぼくの名はオオゾウムシ

ぼくの名はオオゾウムシ よく愛嬌がある顔ですねって言われるんだ スターウォーズに出てきそう…

8

昆虫すごいぜっ!

あたまの突起はなんのため? 卵鞘を突き破って出てくるため それだけ? もしかして、ここに数…

7

世界は賑やかだ。

植物たちは春の雨を待っている。 植物たちは雨の翌日の太陽を待っている。 土のなかでゴゴゴゴと音がする。 植物が根を伸ばしている音である。 ドドドドと音がする。 茎が水を吸い上げている音である。 ザザザザと音がする。 葉を勢いよく広げている音である。 カマキリの子どもは、植物の脈動に恐れおののく。 ああ世界はなんて賑やかなんだ。

ぼくが1万5千歩歩けば、子どもは2万歩歩く。

GWの谷間。 本当は平日で学校があるんだけれどもお休みにして家族で動物園へ行った。 休日は混…

ちいさな島
13日前
26

誕生ラッシュ

我が家のカマキリの孵化が止まらない。 1日ひとつは孵化する勢いで毎日たのしい悲鳴をあげてい…

ちいさな島
2週間前
15

受け継いだ鎧兜

今どき端午の節句に鎧兜を飾る家はどのくらいあるのだろうか。 仕舞ったきりになっているひと…

ちいさな島
2週間前
9

生き抜けよ!

彼らが出てくると春も本番である。 まずオオカマキリが登場する。大きい卵鞘だとだいたい200匹…

ちいさな島
2週間前
16

移りゆく野の花

道端や原っぱの雑草が花を咲かせている。 それを少し摘んで食卓に飾っている。 ぼくは人間に育…

ちいさな島
3週間前
8

マクロレンズをもって散歩しよう

カラスノエンドウが赤紫の花を咲かせている テントウムシがせわしなく歩き回っていて だけどア…

ちいさな島
3週間前
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そしてあたたかくつつみこむ/GR3

いつもなにげなしにGR3と書いているけど、本当はGR IIIなのですよね。 でもGRにはアラビア数字のほうが似合う気がして、ついGR3と書いてしまう。しかもスペースなしで。 森が好きだが、森の中にいてほっとする時期というのは案外限られている。 それは冬と春である。 なぜほっとできるのかといえば、冬と春にはあの鬱陶しい蚊がいないからである。 ほっとできなくても森は好きだから夏でも秋でも突入していくんだけれども、 本当に蚊にはうんざりさせられる。ぼくは人一倍蚊に刺されやす