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構造と力 浅田 彰

文学部2年の夏。親友のN君から、「読み解けない」と紹介してきたのが、この本である。
僕は1日かけて読破し、フランス現代思想の解説書であり、解体書であること。随所に見られるメタファーは、言語的迷路の右折点、ないしは左折点であると感じた。結論はない。自分で見出すものだからだろう。
シラケつつノリ、ノリつつシラケる。
勉強や仕事に没頭するだけでは駄目であると同時に、勉強や仕事に意味を見出さない姿勢も駄目である。では、いかに生きるのか。答えは自分が見出すものであり、自ら考え、自ら創造するものに他ならないだろう。よって、結論は一つではない。

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