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雪国 川端康成

トンネルを抜けると、雪国であった。
夜の底が白くなった。

日本で初めてノーベル文学賞を受賞した川端康成氏の作品です。「古都」「千羽鶴」と併せて、三部作に位置づけられます。
私の大学時代の卒論のテーマは「川端文学に見る女性像」でした。原稿用紙250枚を渡る、いわば評論で、川端文学に見られる女性像をタイプ別に分類し、川端文学の真髄を深く解析した作品でした。

美しい文体と視覚的に楽しめる、川端文学の入門書だと思います。

本日は、この作品を紹介しておきます。

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