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一回目の結婚がくれたギフト

こんにちは
三上智香子です

3月に入り寒暖差が激しい京都です

今日もこの記事に辿り着いてくださり
ありがとうございます



私は24歳のとき一度目の結婚をしました

すぐに長男を授かり
生後2ヶ月で離婚
結婚生活一年ちょっとの過去があります

長男の成長とともにタイミングをみて
そのことを伝えることは決めていました

だけど
私の過去は長い間、私の中でうちに秘めていたことでもありました

なぜなら
長男が3歳の頃、今の主人と再婚し本当の父と子として育てていきたい想いがあったから

長男が大学4年生のとき
私の過去、主人が義父であることを伝えました

その時のことを思い出すと胸がいっぱいになります

その時のことは、また別の機会に…

現在、長男は結婚をして幸せな家庭を築いています

長男や下の3人の子どもたちも私の過去を受け入れ理解してくれたからこそ、今こうしてその頃のことを振り返ることができています

私の一度目の結婚生活
長男を授かり幸せいっぱいのマタニティライフのはずが、私の思い描いていたものとは全く違っていました

あれ?
結婚生活ってこんなものなの?
寂しすぎる…

コミュニケーションは必要最低限
一緒にいても一人でいるような感覚
日毎に孤独感が増していきました

子どもが生まれたら変わるかもしれない!
わずかな期待を胸に無事出産

でも現実は何も変わらなかった

「このままでいいのかな」
「でも離婚して一人で子どもを育てる自信もないし」

いろんなことがいつも頭の中をぐるぐるしていました

そんな気持ちを私は誰にも言えなかったんです
両親にも友達にも

両親に言えば心配をかけるのと心のどこかで怒られるのではないかという不安

友達には豪華な結婚式を挙げたものの、独りぼっちの惨めな私を見せたくないというプライド

今思えば、誰かに相談すれば良かったんじゃない?って思うけれど、その頃ガチガチで強力な鎧を身につけていた私には簡単にはできることではなかったんです

そんなある日
お金のことで彼と揉めたとき、彼のご両親から電話があり「うちの息子は悪くない!」と激怒されました

今まで何とか自分を騙し騙ししてきた私は、激怒されたことで、今まで張り詰めていたものがプツンと切れたんです

「もーいー!話にならへん!
離婚します!!」

気づけば口から出ていました

私の両親は何が何だか分からず、その時に初めて私の気持ちや結婚生活のことを正直に伝えました

両親の反応は怖かったけれど、私の決意が固かったのが伝わったのか、自分の思い通りにしたらいいと言ってくれてホッとしました

売り言葉に買い言葉の中、決意したものの、乳飲み子を抱え私一人で育てていけるのか…

大きな不安と子どもに対する責任感で押しつぶされそうな感覚を今でも覚えています

生後2ヶ月の長男を連れて、一旦実家に戻りこれからのことを考えると、どうしようもなく不安になることもあったけれど、両親や姉、親戚や友達が事あるごとに気にかけてくれて助けてくれました

私の勝手な思い込みやプライドで、自分のことを誰にも言えなかったガチガチの鎧を身につけた私は、その鎧を少しずつ脱いでも大丈夫かもしれないと思うようになっていきました

不安な気持ちは全くなくなることはなかったけれど

長男と共に精一杯生きていく!!

母としても強くなっていく気がしました


一度目の結婚生活を思い出すと

あの人のせいで
私はこんなにも悲しい想いをした

100%被害者でいる私がいました

でも彼は彼で悩んでいたのかもしれない
私がトゲトゲしいたから話しずらかったのかもしれない

徐々に心の中に変化が起こり始めました

心に変化が起こり始め、相手もそうだったかもしれないと感じ始めると、100%被害者ではなくなり
どちらかだけが悪い訳ではなく

お互いで創り出した関係性だった

のだと分かってくるようになりました

あの時、彼のご両親が理不尽だけど激突してくれたからこそ、私の気持ちが溢れ出し決意することができた!

あの電話がなかったら、自分を騙し騙しいいつかは破綻したであろう結婚生活にしがみついていたかもしれません

そのことを想像するだけでゾッとする

相手のことを全て理解することはできないけれど
相手のせいだけにしていた時は自分も苦しかったな

自分でも何処かで、相手だけのせいではなく自分にも課題があることを分かっていながら、受け入れられなかったから苦しかったんだと思います

生きていると相手との関係で噛み合わないことや理不尽なこともあるけど

関係性はお互いで創り出すもの

一度目の結婚生活は辛いこともあったけれど
今こうして幸せな家庭を築けているのは
あの時一人で生きていく!と決意したことと
関係性はお互いで創り出すものだと理解しているから

いろいろ振り返りながら
そんな想いが心に沁み渡ります

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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