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西田親生のICT総論各論

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西田親生流ICT総論各論のマガジンとして掲載して参ります。ネット事業を1995年から展開している中で、蓄積されたノウハウを惜しみなくここに書き綴ることができればと考えます。 ▼ポ… もっと読む
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記事一覧

固定された記事

あなたの我流Macでは、勿体無い。

Macという生き物 <我流でMacを使う人>  MacBook Pro、MacBook Air、iMac(Apple Inc.)のMacユーザーで、これぞ目を見張るような使い方をしている人は実に少ない。また、長年使っている人でも、我流にてMacパワーの10分の1も出せない人がいる。 <Macに付属する代表的なアプリ>  Macを購入すれば、ワープロ(Pages)、表計算(Numbers)、プレゼンテーションツール(Keynote)など、その他の基本アプリは全て無料である

苦手意識の克服・・・Well Doneでの覚醒

 苦手意識を克服するために、筆者主催プライベートスクール「Well Done Basic」を学舎と選んだ一人の受講生。有言実行がお約束の「Well Done」であるが、一際光り始めている。  受講する姿勢も無駄口もなく、無意味な鸚鵡返しもなく、真剣にメモを取っている。理解できたところと疑問に思うところを整理しながら、自分の理解度を確認するかように質問が飛んでくる。  この十数年間の受講生たちを思い出す中で、この受講生は、大変な勇気を出して決断したに違いない。よって、何とし

我がnoteの最近の傾向について

 我がnoteの最近の傾向としては、一言で「伸び悩み」である。1年間の目標をビュー数100万件を目標としているが、なかなか、思うような流れになっていない。  要因としては、エッセイやコラムがマンネリ化してきたように思えてならない。ただ、日々思いつくまま書き綴っているので、脳内の散らかり様にて、マンネリ化するはずはないと胡座をかいていたが、もっと刺激のある香辛料が必要なのかも知れない。  勿論のことだが、ウケ狙いやトレンド追尾でのエッセイやコラムは可能な限り避けるようにして

信憑性の高い情報発信が鉄則

 多種多様なSNSを検証していると、兎に角、フェイク情報であったり、自己過大評価の虚偽情報であったり、トレンドに乗せようと恣意的なハッシュタグであったりと、創意工夫は認めるが、無意味かつ無価値な情報発信が圧倒的に多いことに気づく。  ビジネスライクに考えれば、「信憑性の高い情報発信が鉄則」として動かない限り、必ずどん詰まりとなり、自らの足を掬うことになる。これが、ネット黎明期から言われ続けた、ネチケット&モラルの重要な点である。  若い世代はTikTokやLINEなど、気

第2回 Well Done Basic(夜の部)

 先週の第1回 Well Done Basicでは、パソコンの基本構造とOS、アプリなどの総論を語った。今回の第2回は、インターネット黎明期から現在に至るまでの、ネット世界についての総論を語った。  筆者が公式ポータルサイトを構築したのが、1995年8月22日。今年の夏で、29年周年となる。長いようで、あっという間の時の流れに驚くばかりだが、今回の講義中にデジタル音痴と豪語していた研修生の目が光り始めた。  これまで、宇宙語のように聞こえていた言葉が、じわじわと体感するこ

危機管理能力の欠如・・・SNSで危険を呼び込む自己顕示の落とし穴

 報道でもあるように、危機管理能力の欠如、SNSの情報過多により、自らのセキュリティの甘さを露呈し、空き巣狙いやその他事件に繋がる「種」を蒔いている人がいる。  個人情報保護の云々と騒ぐ割には、自らの足元が掬われる軽々なる情報発信が多いのではないかと危惧するばかり。  リアルタイムで現在位置をSNSに投稿すると、その人物の居所を知り得た空き巣狙いの輩がキャッチ。喜び勇んで、その人物の自宅に余裕綽々にて侵入。金品をかっさらって逃げ去る。  また、その人物のストーカーもまた

我がエッセイを文豪風に・・・

 筆者のエッセイ「最新のガスコンロは、お利口さん。」を下記の通り、文豪であればどう書くのかの実験を、ChatGPT4で行った。  各々の文豪独特の表現が見られるのか否かの実験だったが、お手隙の時にでも眺める程度で読まれて頂ければと・・・。 文豪による作文 ▼夏目漱石風炎と共に生きる時代考 懐旧の余りに、我がオフィスに於ける炊事具の一つ、老朽化し甚だしきガスコンロを、去る暑中の際、やむなく新調したるが、如何にも現代の技ありと見えたるかな。新たなるコンロは、かつてなき機能を

唯一無二なるビジネスモデルを模索

 2010年前後に第二波SNSが世界を席巻し始めた頃から、仕事柄、FacebookやX(旧Twitter)などに着手するようになった。  それ以前にも、2000年前後はSNS第一波として国内では2ちゃんねる(1999年)やmixi(2004年)、海外からのMySpace(2006年日本上陸)、YouTube(2007年日本上陸)、SecondLIfe(2007年日本上陸)などが話題となった。  第一波SNSの頃は、MySpaceは登録したのみとしており、SecondLif

この1年間で、347,253ビュー。

 日々noteにエッセイやコラムを書きながら思うことだが、1億2千万の人口の日本国内において、これほどまでに良くできたプラットフォームを利用する人が少ないことに、初心者マークの筆者が疑問を抱くようになった。  書き綴った記事が、簡単にFacebook、X、LINEへフィードバックすることが可能であり、何と言っても、Google検索では優位に抽出されるようなので、ビジネスライクに考えれば、情報発信の武器となり得るのではないか。  noteの最大の特徴は、無駄で無意味な広告が

愉快な「Noter」のZOOM会議を模索中

 「note」にエッセイやコラムの掲載スタートから、2年と3ヶ月近くが経つ。日々、訪れていただく読者の方々には励まされるばかりだが、折角のご縁なので、毎月1回の「Noter」ZOOMミーティングを開催しようかと模索しているところである。  勿論、ご興味のある方のみの参加として、読者の方々のご当事グルメ自慢であったり、観光名所案内であったり、仕事の相談事であったりと、気軽にフリートークできる環境にて、互いのモチベーションアップのために展開したいと考える次第。  仕事の関係上

noteの「スキ」に対する受け止め方・・・

 noteの「スキ」に対する受け止め方は、人それぞれである。全ての「スキ」に感謝感激する方もいれば、一つ一つの「スキ」の真偽の程を検証する方もいる。  それは人それぞれに価値観も異なり、「スキ」に対してどのような受け止めをするのかは自由であり、別に問題視することではないと考える。  それを「スキ」をされる方がどのような理由でクリックされるのか、エッセイを完読後の「スキ」なのか、「スキ稼ぎ&フォロワー稼ぎ」のためなのかは、エッセイを書く場合に、全く重要視してはいない。  

43,000回の「スキ」に感謝

 あれから1ヶ月が経ち、43,000回の「スキ」があった。先月28日は38,000回の「スキ」だったので、1ヶ月間で5,000の「スキ」が増えていることに、感謝の言葉しかない。  昨日は、クライアントでもあり、良き仲間でもある人物の実父の急逝の訃報を聞き、筆者の実父の時を思い出し、落ち込んでいたので、この「おめでとう」は適切ではないと考えるが、仕事は別次元として捉え、敢えて、ここに公表することにした。  「note」をスタートして、実際にエッセイやコラムを書き出したのが、

仕事は操るもの・・・

 多くの仕事や作業を背負って、右往左往している人がいる。頭の中は一杯一杯となり、焦るばかりで、仕事は捗らず。仕事に操られているから、そうなってしまう。  仕事に操られていると、心身ともに疲弊するばかりで、睡眠が浅くなったり、頭では分かっていても体が動かぬ状態となってしまう。  特に、一つのことしかできない人は、いろんな仕事を振られると、パニック状態に陥りがちとなる。不器用と言えばそれまでだが、一つ一つのプライオリティをチェックしないから、全てが中途半端となり、仕事が片付か

デジタル音痴と豪語する人は、パソコンが壊れるのを恐れている。

 ICTの重要な入り口のところだが、デジタル音痴と豪語している人は、大抵の場合、パソコンやその他デバイスが壊れるのを恐れるが故に、前の一歩が踏み出せないまま立ち止まる。  それは、一昨日の「Well Done Basic」でICT総論各論の手前のところで、パソコンの仕組みや機能について詳細を語った時に、ふと思ったのである。  それを受講生に問えば、図星であった。「いやあ、パソコンを触ると壊れるのが怖くて、触れなかったんですよ!」と言う。  なるほど、言わんとすることは理