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逸品一筆

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何と言っても、グルメは最高ですね。このマガジンでは、「これは、旨い!」と叫びたくなるほどの和洋中の逸品を具にご紹介したいと思います。ホテルレストランや町場の食事処の逸品を、是非、… もっと読む
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あの人に会いたい・・・善家 繁

 現在、ICTやホテル文化と食文化、私塾「Well Done」主催、取材など、コンサルティング業務を主軸として日々活動している筆者である。  実は、ホテル文化と食文化の基礎を築いてくれたのが、当時、熊本ホテルキャッスル四川料理 桃花源の料理長(最終職位:同ホテル常務取締役兼総料理長)であった善家繁(ゼンケシゲル)氏との出逢いであった。  元々、食文化については、ICTを本業としながらも、自分なりに研究を重ね、和洋中いずれも、五つ星ホテルレストランから町場の人気レストランま

肉を食べねば、力が出ない。

 さっぱり目の食事も良いが、どうしても体力をつけたい時は、肉は必要である。ジュージュー焼いて、焼き肉のタレをつけて、熱々のご飯と食べれば、いくらでも胃袋に入っていく。不思議なものである。  上質の肉となれば、赤い宝石のように高価である。特にA-5のブランド牛肉を有名ステーキ店で食せば、目が飛び出るほどの値段だ。ランチタイムでも、1万円、2万円くらいは楽々超えてしまう。  そこで、フランチャイズ焼肉店でランチしても、ある程度上質の肉を選べば、写真上(2〜3人前)のように6千

ザ・夜食 たっぷり牛たんシチュー III

 夜食に牛たんシチューは重そうだが、これが旨い。食後に眠気がさすどころか、まんまると目が開き、覚醒しそうな勢いである。  ところが、脳が安らかなる状態にて、執筆活動が停止。やっぱり、眠いのである。しかし、ここで横になると消化に悪いので、Amazonプライムにて映画を観つつ、椅子の上で舟を漕ぐ。  この牛たんシチューのソースは、一般的なドミグラスソースとは異なり、ケチャップ(トマト)が主役の座を奪うかのように甘みと酸味があり、牛たんの癖を覆い隠している。  牛たんを完食後

静岡名産紹介(4)やきとりカレー

 静岡県が缶詰生産量が日本一であることを初めて知った。道理で、友人と奥様から贈られてきた誕生祝いの食料品に、多種多様な缶詰が入っているのである。  やきとり缶詰、シーチキン缶詰、ビンナガマグロやキハダマグロのとろ缶詰など、驚くほどに種類が多い。それも、とても上質なものばかりだ。  特に、シーチキン缶詰については、さらっとしたオリーブオイルに漬け込んであり、臭みもなく、癖もなく、サラダやサンドイッチと相性が良く、いくらでも胃袋に入りそうだ。  近場のスーパーやコンビニで販

静岡名産紹介(3)薬膳 掛川カレー

 昨年の5月12日に薬膳 掛川カレーの記事を掲載したことがあるが、それから1年近くが経つ。その特徴は、レトルトの割には具がしっかりしており、喉越しはココナッツミルクっぽさが仄かに残るルウである。  薬膳なので、食べていると体に良さそうな気持ちになる。多分に、レトルトカレーの商品開発の時には、かなり試行錯誤されたのではなかろうか。  筆者はカレーで嫌いなものはない。勿論、あまりにも不味いものは遠慮したいが、全国各地のご当地レトルトカレーとなれば目がない。  本業はICTで

静岡名産紹介(2)伊豆みかん

 ほんの一口サイズの伊豆みかんのミックスゼリー。とても上品で喉越し良く、ツルッと口に入り、みかんとゼリーの食感を楽しみながら、更に、次の袋を開けてしまうほど、美味い。  素材は、伊豆の夏みかん、ニューサマーオレンジ、橙の果汁と甘夏の果肉である。四種柑橘が絶妙に融合しており、この美味さであれば、ご飯茶碗一杯は軽く食べることができそうだ。  このつるんとした冷菓は、これからの季節にもってこいである。  これまで、静岡名産品について、頂き物であるものの、試食を重ねながら思うこ

静岡名産紹介(1)大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー

 お初の大井川鐵道×天神屋 SL黒カレー。  約5分ほど熱湯に袋のまま入れて、カレー皿にご飯とこの黒カレーを流し込む。名前の通り、真っ黒である。  昔、黒い食品が流行し、パスタも真っ黒、シチューも真っ黒け。全て、着色にはイカ墨を使っているので、やや臭みが残っていたのを思い出す。  この大井川鐵道×天神屋 SL黒カレーもまた、イカ墨を使っているが、カレーのルウの香辛料にて、ほぼイカ墨の癖は消されているようだ。  スプーンで黒カレーを一口。結構、酸味が強いのが特徴のようで

静岡からの贈り物・・・

 毎年、誕生日やお中元、お歳暮の時期に、欠かさず贈ってくれる友人とその奥様。今日も早々と静岡の名産品が大きな段ボール箱で運ばれてきた。  以下写真は全てではないが、魅力的かつウキウキするような食料品やお菓子の類。スタッフと一緒に楽しもうと考え、慌てて写真撮りを済ませたところである。他にも十数点あるけれども、純粋な静岡の名産品のみを掲載することにした。  言い訳にもならないが、丹那乳牛のチーズタルトは2日以内に食すように書いてあったので、早速、つまみ食いにて2個が胃袋に入っ

高品質を均一に保つのは至難の業

 今回は、いろんな商品についても、このnoteに投稿するエッセイやコラムについても、その品質や思考レベルを高品質に、且つ、均一に保つことが、如何に至難の業であるかという話である。  先ずは、食事処のハンバーグの話をしたい。どこの店と言う問題ではなく、一度食して感激した美味しいハンバーグが、次回足を運んだ時には全く異質なものに感じるということがある。  それは天候にも影響され、カラッとした天候とジメジメと重苦しい天候の時とは、ハンバーグの練り方も変わり、日頃の上質さを保つの

ザ・夜食 赤牛ハンバーグ+温野菜

 久しぶりの、赤牛ハンバーグに温野菜を添えて、本日の夜食とした。  このハンバーグは、丸々と膨れ上がり、小さく見えるが、実際はドッシリと重く、ナイフで切ると肉汁が湧き出てくる。  食べ方は、ハンバーグを切り、それをピーマンの中に入れて、一緒に食すと抜群に美味い。キャベツも同じく、ハンバーグとの相性が良い。  野菜の食感がとても新鮮で、濃厚であっさり目の赤牛ハンバーグを引き立ててくれる。  写真にはないが、ご飯は白ごはんを小さめの有田焼のお茶碗にて一杯で我慢。正直申し上

満腹なのに、炊き立てご飯が目の前に。

 ランチで山盛りパスタを食したので、今の時間になっても、空腹感がない。しかし、ご飯は炊き立て。どうするか?  以前ご紹介した、国内初のふりかけの元祖と言われる「御飯の友」(株式会社 フタバ/大正二年創業/熊本市)を、出来立ての「七城砂田米」(熊本県菊池市七城町)にかけて食べることにした。  「御飯の友」がどさっと落ちてきたので、逆にご飯の量が少なくなった。よって、「御飯の友」の半分とご飯を食べ、さらに、ご飯を横に加えて二杯目となった。  この「御飯の友」は栄養価を考えた

常備しているノンアルコールビール

 ノンアルコールビールは、筆者の必需品であり常備品である。毎日飲むことはないが、母が若くして亡くなった時から、アルコールをやめてしまったので、目の前にあるのはノンアルコールビールのみである。  新聞社時代から起業した頃までは、お付き合いにてアルコールは人並みに飲んでいたので、スコッチやバーボン、その他アルコールはストレートで飲んでいた。しかし、そのまま現在に至るまで続けていたら、多分、命が縮まったのではないかと。  新聞社時代の先輩の中で、50代で他界した人が多かった。無

ランチ・・・牛たんソーセージ+パスタ

 いろんな作業をしていたら、ランチタイムを過ぎて午後4時となった。水分補給も食事も忘れ、少々フラフラの状態である。  筆者の悪癖は、何かに集中すると周囲が見えなくなり、周囲の音も全く聞こえなくなってしまう。何時間経っても集中力が切れることなく、一つのゾーンに入ってしまうのである。  オフィスの冷蔵庫を見ると、ピーマンや玉ねぎ、そして頂き物の牛たんのソーセージがチラリと見えたので、パスタに決定。  簡単に調理ができて、肉も野菜も卵も一緒に食べれるのだから、栄養価が偏ること

ザ・夜食 ムッシュの洋食シリーズ「スパイシービーフカレー」

 昨夜のザ・夜食は、坂井宏行 ムッシュの洋食シリーズ「スパイシービーフカレー」とした。  Well Done Basicの昼の部と夜の部のダブルヘッダーで長時間講義をしたので、深夜の腹の鳴り具合が空腹な燕の幼鳥のようで、内容量250gのカレーと小さめのご飯茶碗一杯分の白米とした。  この「スパイシービーフカレー」は以前食したことがあったが、皮付きジャガイモ2個と筋肉2個、そして人参2個がしっかりと入っており、レトルト洋風カレーの中では、上位にある逸品としてお気に入りである