雷鳴が収まり、静寂が戻った深夜、子猫とヒヨコを生成するために、いつものChatGPTとGPTsのDALL-Eを使用することにした。

　２月２２日が「222＝ニャンニャンヤン」なのか、「222＝ニャーニャーニャー」なのかは不明だが、おそらく語呂合わせで猫の日とされているのだろうと。そこで、主役の子猫とその相棒であるヒヨコを選んで生成することにした。

　トップ画像では、主人公たちの顔をもっとふわふわで可愛らしく表現したかったが、プロンプトにそれを記述すると、生成AIが拡大解釈してオーバーアクションの画像になる可能性もあり、刺激のない表現で記述した。

　物語は、子猫が鶏小屋に捨てられ、そこで育っていくという始まりだ。二人はともに生まれたばかりだが、初対面から仲良しになり、一緒に遊んでいる一場面を表現したかった。

　生成するにあたり難しいと感じたのは、ヒヨコの表情である。角度によっては可愛く見えたり、少し気難しく見えたりするのである。子猫の画像は生成AIによって問題なく生成されるが、鳥類の無表情な目に原因がありそうな気がしたのである。

　世界がデジタル化し、AI化していく中、このような自然な映像は私の好みでもあり、心が和む。カントリーサイドの鶏小屋の中では、鶏糞や藁などの田舎特有の香りが漂っており、自分で作成したにも関わらず、実際に取材で訪ねる田舎の風景を連想させてくれた。