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ちょっとした配慮ある言葉を発するか否かで、その人の『日頃』が露呈する。

 深夜にコンビニへ。レジに向かって、老婆(敢えて、老婆と書きたくなるような人)が、「トイレの便座が冷たかった!」と、レジ中の客がいるにも関わらず、吊り目で滑舌悪く、低い声で何回も言い寄っていた。

 この「トイレの便座が冷たかった!」と言うのは、人それぞれに便座のお気に入りの温度は異なるので、一概に、その老婆が『難癖』付けた温度が冷たいとは言えない。主観的な問題である。

 そこで、「トイレの便座が冷たかったので、温度を上げたけど、後からでも良いので、調整してくださいね!」と言った方が、配慮ある言葉ではないか。だったら、敢えて『老婆』と言わず、『おばあちゃん』と書くに違いない。勿論、レジに誰もいないことを確認して、物申すべきである。

 モナカを潰したような顔をしていたので、後期高齢者となり、元々険しい性格がより険しくなり、それがそのまま顔に現れているのだろうと。こういったタイプの人間が、勘違いや履き違えが多い。

 クーポン付きや割引旅行なので『難癖』付けるタイプが、この老婆のような性格の人間である。後期高齢者は大切にしなければならないが、このような『難癖』に遭遇すると、なかなか難しい。ご本人次第である。

 コンビニでも、大した買い物をしない人間の方が、態度が横着で『難癖』付けている。しかし、このようなアルゴリズムは難解であり、『難癖人間』へ何を言っても無駄なような気がしてならない。低民度の改造は、本人に『気づき』がなければ困難なことが多い。

 殺戮を繰り返す独裁者たちと同様に、『失態』と揶揄されても批判されても、『形振り構わず』が彼らの生き方なので、この『老婆』についても同じことが言えるのではないか。

 できれば、羽毛のように優しい後期高齢者になりたいものである。

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