これは、Foody One（鶴屋百貨店アンテナショップ／スーパー）のビーフカレー（中辛弱）である。店内で作り、出来立てのカレーをセルフで詰めて購入ものだが、毎日お昼過ぎにはほぼ完売している。

　たまに、お昼過ぎに余ったカレールウとご飯の弁当として置いてあるが、お値段のほどが税込５８０円と、ボリューミナスでお得な弁当と言える。

　寸胴鍋には大きなサイコロ状の牛肉がゴロゴロと入っている。セルフなので、食いしん坊さんは目一杯その肉を掬っているに違いない。

　ただ、或る程度ルウが少なくなると、このように弁当として販売する様で、こちらの方が、逆に肉が崩れており食べやすい感じを受ける。

　ルウは濃厚で酸味と甘みのバランスは良く、欧風ビーフカレーを日本風にカスタマイズしたもの。ルウは少なそうに見えるが、大盛りご飯が一気になくなるほど、思いの外量は多い。

　カレーは自宅にてじっくりと拘りの食材にて作るのが一番であると思われる。しかし、質や量に不満が残るレトルトカレーと比べれば、同店手作りカレーは格段に満足度は高い。

　大きな寸胴鍋のカレールウが、何十年も毎日空っぽになるのだから、大したものである。いつの間にか、この地域のソウルフードになっているのだろうと・・・。

▼Foody One公式サイト