明治の文学者たち

今、明治の文学者たちの考えとか生活とかについての書物を読んでいるが、まず驚くのは生涯の短さだ。70とか60まで生きた人は少なくて大体40歳台くらいであるいはもっと早くなくなっている人が多い。当時の平均寿命がどれくらいだったかわからないけど一般の庶民よりは短命だったのではないかと推測する。
とにかくこれだけ若くして亡くなるわけだから病気が死亡原因ということになるだろう。結核とか肺の病気とかあるいは腎臓の病気とかで亡くなった人も多い。医学はそれなりに発達していただろうが結局は転地して療養するあるいは精のつく食べ物を食べるということになるだろう。手術とかも普通にあったのだろうけど金銭的なかなか難しかったのかもしれない。
こういう明治の文学者の作品は有名どころはともかくそこそこ名前のしれている人の作品は今はたとえば日本文学全集の名作明治編で一人一作を読むことが出来るくらいだ。こうして苦しんで早逝した文学者の作品を今再読してみると以前読んだときは何も感じなかったけど一作一作に重みと苦しみを感じるのは不思議な事だ。貧窮と病気がこの当時の多くの文学者の共通したタームでありそれは今の私達にも何か通じるものだあると私は思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?