ちかりかのガチンコ!コーチ道【設問力 vol.2】

コーチングのスキルである「設問」。これを自分に問うてみることで”設問力”を身に着けようという気ままなチャレンジ企画、2日目です。

今日の設問

豊かで満たされた人生とはどのようなものか?

せっかくだから「豊か」というのを辞書でひいてみる。
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[形動][文][ナリ]
1 満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。
2 経済的に恵まれていてゆとりのあるさま。
3 心や態度に余裕があって、落ち着いているさま。
4 量感のあるさま
5 他の語に付いて、基準・限度を超えているさまを表す。ーーーgoo辞書
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私の心に響くのは、上でいくと、3と4かな。
1は、満ちたりていることがちょっと苦手。
いつも自分にとってきつくて、背伸びしないとできなくて、挑戦がそこにあって…というものを選択して生きてきたので、
「そこそこの」「安定した」みたいな環境にいると、むしろ危機感を覚えてしまうのです。
だから不足は常にあるほうがいいな。

3,4って、なんとなくどっしりとした「ゆるがない」あり方のようなイメージがした。
前に心理療法で木の絵を書いたことがあったのですが、そこから先生との対話を通じて”私はゆるがない木の幹を作っていきたいんだ”と気づいたことがあります。

ちょっと話それますが、
最近カウンセラーの先生と、
「恐怖はどこからやってくるのか?」
という問についてこれから一緒に探求したいんですけど、ということを話したんです。
(※私、日々の心の調整と自己探求のためにカウンセリングに行っております。病気の方でないと行けないわけではないですよ!おすすめしますよ!)

抑圧的な環境や状況に陥ったとき、他者から否定的な意見を言われたり、怒られたり、詰められたり、そういうのが単発、継続的に発生したとして、受け取り側には大きく分けて2種類いると思うんです。

①ケロッとしている人(そしてきつく言われたとしても、単純に自己成長・自己改善の機会として単純に直せばいいだけという潔い感じ)
②傷つきに傷ついて「私ができないのが悪いんです」「自信がないんです」「なんで私ってこんなにできないんだろう」と、相手の世界観を正としてその中にすっぽり入ってしまう人。

この①の人と、②の人って何が違うんだろうと。
先生と話した結果、今日1つ出てきたのが、

①の人は、他の人の言ってることも含めて、取り組んでいるコトそれ自体が、自分自身が楽しい。自分を楽しんじゃってる。
②の人は、「〜されないように、〜しないように、〜思われないように」生きてる。要するに他人にベクトルが向いてる
だから、避けたいこと(他の人から言われたり、何かされたり、状況に遭遇したり)が、実際にどれくらいのものであろうが、行間や文脈を自分のいいように膨らませてしまうこともでき、それに対してただただ恐怖を覚えるというものです。

なぜ②が形成されるか? というのは生きている中での経験(大体が辛い経験)や親を始めとする人との関わりの形が関係するかもねと。
②も、周囲の人全員が怖い人に見えるのか、特定の一部の人に対して怖いと思ってしまうのか、によっても分析は異なるでしょうねと。(あんまり詳しく話せなかった)

結構こういう悩みを持っている方って、程度の差こそあれど多くいると思うんです(もちろん自分も)。

でも、私は悩みを持つ事自体はいいと思うんです。
大切だなと最近は思うのは、
私自身(クライアントでいくとその人自身)が大切にしたい世界、価値観も、大切にしていきたいと自分が思えることに、価値があるかなあと。
それがなくなってしまうと大変です。
だからその前に、
しっかり炎の種を見つけて、それを大切にしたいと選択ができて、
周りの人の力も借りながら、
薪をくべたり、風を送ったりして、火力を促進させたい。
このプロセスそのものが、今私が思う豊かで満たされた人生 かも。

今日はここまで。
長い!続くかな!

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