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体育の時間のマネジメント すぐできそう!な学級デザイン #32

体育では、ボールゲームに取り組んでいます。

今回は、ボール投げゲームとして、手でボールを扱い、点数を決めるゲームを行なっています。

体育館にあるバスケットボールに使うサークルの真ん中にコーンをたて、そのコーンを目がけて、攻めるチームがボールを投げます。

守りチームは、コーンと攻めチームの間に立ち、攻めチームのボールを阻止します。

こうしたゲームでは、準備物がそれなりにあり、手間がかかりますので、マネジメントをしっかりと考え、運動時間を確保することが重要です。

体育の時間をマネジメントするにあたり、考えていることを書いてみたいと思います。

1 準備は、子どもたちと一緒に

今回でいうと、必要な準備物として、コーン、コーンを置く台、攻めチームがボールを投げる位置を示すためのひもです。

これだけの物を用意するとなると、それなりに時間がかかります。

本校は5分休みで進んでいきますので、教室を出て並んで体育館に着く頃にはもう休み時間は終わってしまいます。

ですから、教師が事前に用意しておくというのも不可能です。

体育館も、部活や社会体育で使っていますので、テープを常時貼っておくということもできません。

授業が始まってからの数分間で、子どもたちと一緒に一気に準備を行います。

単元の最初の時間をオリエンテーションとして、準備の仕方を説明しておき、次の時間からは子どもたちだけでも準備を進められるようにします。

こうすることで、あっという間に準備を終えることができます。

これは、片付けも同様です。

みんなの力で一気にやった方が教師も子どももwin-winです。

2 1時間の流れを固定化する

準備が終わった後の、準備運動→補助運動→ゲームの流れやメニューをある程度固定化し、自分たちでも進めるようにしておきます。

準備運動については、2年生ということもあり、整列してみんなで行なっていますが、ある程度できるようになったら、チームごとに準備運動をさせることも可能だと思います。

補助運動のメニューも、オリエンテーションでいくつかのパターンを指導しておき、毎時間実際にやるときには、少ない指示ですぐにできるようにしておきます。

できるだけ、整列や教師の指示を減らし、運動している時間を確保することで、教師も子どももwin-winです。


以上、体育の時間のマネジメントですぐにできそう!なことを2点書いてみました。

お読みいただきありがとうございました。

ご参考になれば幸いです。


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