見出し画像

Horror!Horror!Horror!

今回は突然思いついたのでホラーについて書きたいと思います。

ホラーといえば人によって大きく好き嫌いが別れるものですね。皆さんはお好きですか?
私は大好きです!

お化け屋敷も、怖い話も、ホラー映画も、ホラーゲームも大好き。

というけれど、昔から好きなわけではなく小さいときは大嫌いでした。

元々の気質からいうと、とても怖がりなので、幼少期は遊園地に行ってもお化け屋敷は入らないし、ほん怖がやっていても見ないし、ぬ~べ~が始まると「これ始まるといつも眠くなるんだよね」と嘘をついて寝たふりをしていました。


そんな私が、ホラーに目覚めたのは中学生の頃。

東京ドームシティに友人と遊びに行き、そこにあった「the 13Doors」というお化け屋敷に並んでみる!? という流れになり、入ったことがきっかけです。

このお化け屋敷、うろ覚えですが、エレベーターに乗って地下に進み、いくつもあるドア(たぶん13個なのかな…)を鍵で開けながら進んで行くというもの。

エレベーターを降りると、洋風でレトロでダークな雰囲気に圧倒される。

通路は狭いし人形の至近距離を通らないといけないのでとても恐ろしかった。でもその時は四人で入ったので、なんとか進むことはできました。

順調に進んで行くと、前のグループと合流してしまい、(しかも鍵でドアを開ける瞬間に、お化け役が飛び出してくる!という大きな仕掛けのところで)前のグループの人達がわちゃわちゃ騒いで面白かったんだよね。
そこで仲間に入れてもらい、怖いものでもみんなで騒ぐとなんだか楽しい!というような初めての感情が芽生えた。

クライマックスの仕掛けに驚き、きゃーきゃー騒ぎながら暗いお化け屋敷内から出ると、外はパッと明るくて家族連れなどで賑わう、穏やかな遊園地。

なんだか異世界に迷い込んで、現実世界に戻ってこれたかのような…少しの間、映画の中にでも入っていたかのような…不思議な感覚に陥り、これってめちゃくちゃ面白いね!という風になったのだった。

元々、奇妙な世界観や不思議な世界観はとても好きな子供だったので、こんな風に作り込まれた美術や内装を体感しながら歩けるアトラクションって他にはないよね!という感動がありました。

それから中学生の間、何度も13Doorsには行ったのだけど、友人とだけでは怖くて入れず、知らない人に話しかけていつも一緒に入ってもらってました…(迷惑だね)

このお化け屋敷は、五味弘文さんという方がプロデューサーをやっているらしく、13Doorsは閉館になってしまったのだけど、今も五味さんのお化け屋敷は東京ドームシティにあります。

夏になるとテーマが夏限定のものに変わるので、大人になった今でも毎年夏には足を運んでいます。(毎夏、3回くらいは行っています。ファンです!)


ホラー映画に関しては、完全なるお化け系だと、ありえないだろ…と冷めてしまうところがあるので、人間系とか脅かし系とか追われてハラハラするのとかが好きです。

みんなで騒ぎながら見るのが好きで、一人では全く見ないので量は見てないかと思いますが、一番好きなのは「CABIN」です。

まあこれもありえない話なのだけど。これは予告も見ずに、先入観なしで見て欲しい作品。斬新な展開が面白いです。

あとは言わずもがな「シャイニング」。

名作ですね。

日本だったら、「トリハダ」「カクセイ」「ドクロゲキ」「ホラーアクシデンタル」の三木康一郎監督シリーズが面白い。

お化けではなく人間系のゾクっとする話。

深夜に、ドラマのトリハダ3が放送されているのを高校生の時にリアルタイムで見たのがきっかけで、それから全て見ています。今でもたまに友人と見たりするくらい何回見ても面白い!みんながハマる作品です。


ホラーゲームは、あまりやらないけれど、探索して追われる系が好きで、

「クロックタワー」や「青鬼」はやりました。

青鬼は今はアプリでできるのでおススメです!

後は「calling 黒き着信」とかもやったなあ。

ゲーム自体やる習慣が全くないのだけど、またみんなでやれたら楽しいだろうな。


そんなホラーの何が面白いかって、完全に安全な恐怖というところ。

自分の身に危険が及ばないので、ただの疑似体験。潔くエンターテインメント!という感じが好きです。怖いのにどことなく平和な気分。
みんなでわいわい楽しんで、本当の危険には晒されないという安心感。

元々がとにかく怖がりなので、ホラーに触れて、ゲームをクリアしたときや、映画を見終えたとき、お化け屋敷を出たときに、怖いものに耐えられた!という満足感が得られるのも、好きな理由。
こんなの、何でもないんだもんね!という、自分が強くなったかのような心理状態。
それがなんとなく自分の自信に繋がって、乗り越える度、着実にパワーアップしていくような感じ。

世の中は、なんてことないことばかりなのに、無駄に怯えている自分がいるので、世の中の怖いことに慣れるよう、練習しているような感じもある。

ホラーってなんで人から好かれるのだろう、と色々考えていくと、奥が深いですね。

まあ怖いものは、ほどほどに、みんなが楽しめる範囲で楽しみたいですね。

今年の夏も楽しみです。まだ春になったばかりだけど!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?