褒めて伸ばす褒め方

褒めて伸ばす褒め方

褒めれば良いという安易な考えで褒めていたら、子供が潰れてしまったということが起きています。

子供を褒める点は2つあります。
・人(子ども自身)を褒める …「〇〇ちゃんは、すごいね」
・技術(腕)を褒める    …「〇〇ちゃん、絵が上手だね」

この褒める点がどちらかに偏りすぎてはいけません。

そして、この褒められることから、将来につなげたいことがあります。
それは「ありがとう」を言ってもらえる“褒め”です。
感謝されて人の役に立った経験は、自己肯定感を高めることになるためで、褒めの種類も2つあるということになります。
・感謝される褒め   …「ありがとう、とっても助かったよ」
・優越感になる褒め  …「すごい!100点とったね」

この褒めも、どちらかに偏りすぎてはいけません。


また、たくさん褒めていても、否定されることが多いと良い効果は期待できなくなりますので、否定感を受けることの多用や過干渉は避けてください。

・人(人格)を否定しない …「ダメな子ね」
・技術を否定しない    …「へったくそだね」
・アドバイスしすぎない  …「〇〇するといいよ」(否定の上にアドバイスがあるため)

子供自身が否定感を受ける言葉を使わず、どうすれば良いかに“気が付ける”ための関わりをしていきましょう。

・考えさせる   …「そういうときは、どうすると良いだろうね?」
・例をいう    …「そういえば、〇〇さんは◇◇◇していたよ」
          「お母さんなら、△△やってみるし、お父さんなら、☆☆すると思うよ」
・背中を押す   …「〇〇ちゃんならできる、もう1回、頑張ってみよう」

そして、褒めることで間違いがない必ず褒めれることがあります。
それは、正解不正解ほ置いておいて、もっと他にいい方法があったとしてもそれは言わずに、子供が自分で気が付いたことがあれば褒めてあげましょう。
また、芸術的なことや価値観の違い程度のことも認めて、褒めてあげましょう。

後台で書くのですが、褒められて嬉しく感じる感じ方も、タイプによって違ってきます。褒められ方だけで言うと下記のような2タイプに分かれます。
・本人を直接的に褒めて喜ぶ人
・直接本人を褒めても喜ばず、その話を他者にしてもらうと喜ぶ人
上の褒めは、本人に直接言えば良いため簡単なのですが、下の褒めの方は周囲にその話をしているところを見せてあげるのが良いため、ちょっと面倒です。上の褒めをやっても、ぜんぜん効かない子だったら、下の褒めをやってみて下さい。


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