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【違いとは】保育園とベビーシッター

ベビーシッター
フリーランス(個人事業主)
無認可訪問型施設の施設長になる

保育園に勤めている際、保育料についてあまり問題視してこなかった。
自分の保育の価値は?と思うようになった。


保育料は自治体によって定められており、世帯収入や子どもの人数によって金額が変わることを知った。
保育の平等性を図るために、私のようにそれぞれの子供の保育料について「知らない」保育士もいるのだろうと思った。
教育資金について、考えが甘い私にとって、「子供のために早朝や夜遅く働いて、子供がかわいそう」と思っていたが、保育料が統一されていない部分で、何か歪みを感じ始めた。

ベビーシッターになって、一気に園長クラスになった気分だが、自分で価値を決め、自分で責任をとっていく仕事になり、「保育と営業」というスキルが必要になっていった。保育園であっても入園児募集と広告や自治体を通じて募集をしていたりする。ベビーシッターは単発の仕事が多く、リピーターが定期的に利用してくれると安定的な仕事に繋がる。
保育園では登園してくる子供を担当するが、ベビーシッターは仕事をいただくまでは子どもと関わることはない。

保育園で働く保育士にとって、子供といることで「安全な環境」が整っている場所で働くことができる。自由度が高いベビーシッターだからこその悩みは、訪問した場所が「保育の場所」であるため、自由に決めることは難しい。
公園や散歩道、家の部屋まで決まっていることがほどんどのため、好き勝手に連れて遊びに行けばいいというものではない。
限られたスペースで、その場に応じた遊びが求められる。おもちゃのストックや子供の興味なども把握できていないことが多いため、おもちゃを持参するベビーシッターもいる。

健康管理だけではなく、健康診断を受けたり、検査を受けたりする必要があります。
勤務しているときは、義務的にやっていたものが、今度は自分でやることになるため、そういった意味でもやることが増えたように感じます。職員として働くと守ってもらえていることを改めて実感している。


ベビーシッターの良さは、最初に述べたように「自由度が多い、選択肢が多い」こと。働く時間や価格も自由に決めることができ、家庭との相性によっては、仕事を受けるかどうかの判断まで自分でできる。

保育園では、年齢に合わせたおもちゃがあるが足りない部分や教材は、自分で補充する保育士もいる。必要なおもちゃや材料は、ベビーシッターが補充することもあるが、親が購入したり用意してくれることもある。子供のおもちゃが家にあるため、興味を引きやすいということもメリットである。


体調が悪いときは、自分のペースでやりたい。ただ、指名制で予約があると代替えがいない。それはデメリットである。
私の場合、第一希望シッターであり続けることを努力するが、何かあった場合は「第二、第三シッターを決めて対応できる準備だけしておいてほしい」とお願いすることがあります。
事前にわかって準備しておくだけでも、両者の負担が軽くなります。

メリットデメリットやベビーシッターの働き方
たくさんあるが、働いてみると実感も体験もひとそれぞれであり
どれも素晴らしいものばかりです。

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