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短歌も楽しそう

ここ数週間、創作意欲ゼロになり、
💡やる気スイッチを探していた、ちりです。

ある本や記事によると、
とにかく動かないとやる気は出ないそう。

それならばと、俳句から少し離れ、
以前から興味のあった「短歌」を読みました。

短歌も俳句同様、
現代は面白いものが色々あるようです。

面白かった2冊をご紹介したいと思います。

歌集1

枡野浩一さん選の歌集「ドラえもん短歌」

漫画を元にした短歌を作れるとは
目から鱗でした。

私のお気に入りはこの三首。

​自転車で君を家まで送ってたどこでもドアがなくてよかった / 仁尾 智

なんと素敵な恋の歌💕

どこでもドアがないからこそ、
好きな人と1秒でも長くいられる喜び。

誰もが知っている
どこでもドアがあってこそ成立する内容。

不便や回り道も良いものですね。

タイムふろしきで包むと僕たちの手はしっかりとつながっていた / 宇都宮 敦

タイムふろしきは
風呂敷で包んだ物の時間を戻すか進める道具。

きっと時間を進めたのでしょう。

未来でも手を繋いでいたということは
結婚されたのかもしれません。

もしくは年老いても、
ずっと仲良く過ごしているのかもしれません。

どちらにしても幸せな未来。

良いですね〜😀✨

ドラえもんどんな道具を使ったの初めて見たよこんな夕焼け / 神田 奈々

きっとその綺麗な夕焼けは
以前からあったことと思います。

ドラえもんの道具にも勝る、
自然の美しさ。

それに気づいた感動が伝わります。

この前、私も、びっしりと立った
キラキラした霜柱に感動しました✨

意識さえすれば、
感動はすぐそばにある。

そう言われたような気がします。

歌集2

笹 公人さんの歌集「念力家族」

こちらの歌集も
とても面白く、斬新でした。

私のお気に入りはこの三首です。

エジソンに勝たんと発明繰り返す父の背中の鳩時計鳴る

発明したいと頑張る父。

その後ろで鳴く鳩時計。

試行錯誤している間に夜になり、
鳴く回数の増える鳩時計。

なんだか哀愁を感じます。

それと同時に
鳩の鳴き声が声援にも思えて
温かな瞬間にも思えました✨

何時まで研究をし、
どんな発明品ができたか気になるところです。

中華丼天丼かつ丼親子丼牛丼うな丼兄の食欲

丼ものってこんなにあったのかと
まずは驚きました。

そして、こんなに食べられる
お兄さんの食欲がすごい!

さらに、こういう短歌もあるのか…
という驚きと楽しさを知りました。

何とも斬新な短歌ですね😄

愛犬に翻訳声帯装置し聴く第一声はわれの悪口

犬の翻訳アプリは
実際に存在するようですね。

ペットの思いを人間の言葉で
直接、聞いてみたい。

飼い主はみんな思うことでしょう。

ドキドキワクワクしながら聴いた
第一声がなんと悪口!

ふふっと笑ってしまいます😆

そんなことを書きながら、ふと横を見ると
愛亀のチリちゃんと目が合いました。

なんだか彼も言いたいことがありそうな…😅

とても面白い短歌✨


以上、2冊の歌集でした。

少しやる気スイッチが押されて、
短歌を作ってみたいなという気になっています。

動くって大事ですね。

どう作るか良く分かりませんが、
俳句の時と同じように、試してみようと思います🙂

長々とここまでお読みくださり、
ありがとうございました。

Photo by 0507 koibito on Unsplash

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