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しりとり俳句(75)

こんにちは。

少しずつ寒くなっていますが
体調など崩されてないでしょうか。

さて、今週のしりとり俳句は
もて余すシリーズ🤣と色シリーズが
完成しました。

こちらの続きからどうぞ。

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)


第75回は、10/23~10/29(1565~1584)全20句

1565 地芝居や黒衣くろごと食べる昼ごはん
    地芝居(晩秋)ち

1566 半月や出せずじまいの文一通
    半月(仲秋)し

1567 通読せむ木犀の香の消ゆるまで
    木犀(仲秋)さ

1568 電気消しカーテン越しの月明り
    月明り(三秋)ち

1569 花梨の実ひとつ買ひ足す硝子瓶
    花梨の実(晩秋)し

1570 便箋のやはらかき文字夜半の秋
    夜半の秋(三秋)さ

1571 秋の別れ空港行きの列車かな
    秋の別れ(晩秋)ち

1572 若月のビルの隙間に嵌りけり
    若月じゃくげつ(仲秋)し

1573 林檎を剥いて持て余す昼下がり*
    林檎(晩秋)さ

1574 刈田原もて余したる広さかな*
    刈田原(晩秋)ち

1575 盃をもて余したる無月かな*
    無月(仲秋)し

1576 月曜のネクタイは青秋高し*
    秋高し(三秋)さ

1577 障子貼る白きわが家のより白く*
    障子貼る(仲秋)ち

1578 緑青ろくしょうの蛇口ひつそり菊花展*
    菊花展(晩秋)し

1579 転校生の足速き運動会
    運動会(三秋)さ

1580 会場に一番乗りの赤い羽根
    赤い羽根(仲秋)ち

1581 跳ね馬に続く跳ね馬秋の虹
    秋の虹(三秋)し

1582 二十個の団栗並ぶ砂場かな
    団栗(晩秋)さ

1583 名ばかりのキャプテン深秋のベンチ
    深秋(晩秋)ち

1584 蝶渡るグーグルマップに旗立てる
    蝶渡る(三秋)し



以上です。
いかがでしたでしょうか。

気になる句などありましたら
コメント欄で教えてくださると嬉しいです😊


さて、最近の学びは
「感動を詠む」ということです。

分かってはいるつもりでも、
改めて言われると
そうだよな〜と思います。

感動と言っても、大袈裟なものでなく
日々の「おっ」くらいのものです。

ただあまりにも小さな感動で
忙しい毎日では見逃しがちですよね。

なので、私は一日を振り返って、
少し思い出すようにしています。

今日はどんな音が印象的でしたか?
今日はどんな香りに惹かれましたか?
今日はどんな味を口にしましたか?
今日はどんな色が目につきましたか?
今日はどんな素材を触りましたか?

このあたりを改めて意識して、
俳句を詠んでみようと思っています。

なーんて言いつつ、
しりとり俳句は急いで詠むことが多いので
その辺の意識は薄いんですけどね〜🤣


今回も読んでくださった方、
どうもありがとうございました。

では、また次回のしりとり俳句で👋


続きはこちら


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