亀俳句のための猫俳句
明けましておめでとうございます✨
あっという間に
2024年も一週間が経ちました。
年末年始は
愛亀のチリちゃんのご機嫌をとりつつ
のんびり過ごしていたちりです😊
その間、俳句のこともしてました。
たとえば、
「亀俳句を詠む」という目標に向け、
手始めにこの本を読みました。
結論から言うと
本当にパラダイスな本でした😃✨
可愛さあふれる句がたくさんあり、
猫好きもそうでない方も楽しく読めます。
で、なんで亀俳句を詠むのに
猫俳句と思いますよね?
猫と亀の相性は良いようで、
一緒に飼っているとよく聞きます。
きっと似たところが多いのかもしれません。
だとしたら、
この本は亀俳句の参考になるはず!
そう思って読むことに。
そして、思った通り、
わが家の亀にも当てはまりそうな
可愛い猫俳句がごろごろありました🥰
その中からお気に入り五句を
ご紹介したいと思います。
子猫というだけでも可愛いのに
スリッパを越えようとする姿は
可愛さ二割増しです💕
これをわが家の亀に置き換えると…
まず、リクガメは
基本的に高いところが苦手です。
ぽんと高いところに置かれると
下を覗き込む仕草をします。
越えられるかどうか、安全かどうか
しっかり高さを確認しているようです。
ビビりな子や小さい亀だと
5cmくらいの高さでも
決して降りない慎重派もいます😆
それもまた可愛い✨
そんな光景を思い出させる句でした。
「初夢の端」という表現が素敵です✨
実際には
枕か何かを踏んでいるのかも?
自由気ままな猫の姿が
よく描かれていて面白いですね✨
さて、亀はどうか。
全てのリクガメかどうか分かりませんが、
わが家の亀は物を踏みつける
ということはあまりしません。
(習性なのか、常に物を避けて歩きます)
ただ、慣れてくると
なぜか散歩中に私の足は踏みつける
ということはあります🤔
「ちょっと踏んでる〜踏んでる〜」
なんて言っても気にすることなく、
ずんずん歩いて行きます。
こんな扱いをされても
可愛いよねと思ってしまう
親バカな飼い主です😆
この句も強く共感する一句でした。
竈猫とは、
寒い冬に炬燵にもぐったり
竈の中に入っている猫のこと。
暖まりながら
人間の話を聞くような表情で
飼い主を見ているのでしょうね😊
リクガメも同じです。
亀にとって
暖かい環境(+湿度)は必須。
冬はやや活動が鈍くなりますが、
それでも暖かい部屋でぬくぬくします。
そして、
私がおしゃべりを始めると
ぬっと顔だけ出して、
こちらをじーっと見ています✨
まるで話を聞いているようです。
これも一緒だなぁと
共感する一句でした🥰
夏バテでしょうか。
「ほら、頑張って食べてみよう?」
なんて言いながら猫に夕食をあげる
飼い主の姿が見えました✨
亀も季節の変わり目や冬は
食欲が落ちます。
分かっていても心配です。
そんな時は確かに
「もう少しこれだけ頑張って食べて」
なんて励ましてたなと
自分の行動を思い出しました😆
とは言え、
亀は頑固な一面もあり、
食べたくない時は
絶対に口を開けませんけどね〜
こちらの一句も
私のことを詠んでくれた?と思うほど
とても共感しました。
暖房のきいた部屋に、花柄の絨毯。
毛の長い猫ちゃんがごろんと寝転び、
しっぽをフリフリしながら
気持ち良さそうな顔が見えます🥰
ちょうど花柄の上にいて
まるでその花に住んでいるように
見えたのでしょうね。
その感性が素敵です💕
生き物にとっては、
柄なんてどうでも良いでしょうが、
飼い主にとってはそんなことも
なんだか特別に見えるのです✨
わが家の絨毯も
花柄のような模様があります。
愛亀のチリちゃんも
時々そこでぼーっとします。
確かに花に住んでいる
妖精やプリンスのようですね🥰
言われなければ気づきませんでした。
そんな素敵な一場面を切り取られたのが
とても素晴らしいです👏
私もこんな風に詠みたい
と思わせる句でした。
以上、お気に入り五句でした。
ペットの句は孫俳句のように
甘くなりがちかと思っていましたが、
詠みかたによっては
いくらでも佳句になると分かりました。
それには
日々の観察と客観的な目と、
湧き上がる自分の思いが大事かな
と感じました。
この本で読んだ句を参考に
私もチリちゃんの句を詠めるように
今年は過ごそうと思います。
ここまで長々と読んでくださった方、
ありがとうございました。
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