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「刺さる広告」を生み出すためにデザイナーがやっていること

こんにちは!
美容医療口コミ/予約アプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューにて、コミュニケーションデザイン(主に広告クリエイティブ)を担当している佐藤です👻
広告デザイナーは、指示された内容をただ単にデザインすればいい、見た目が整っているクリエイティブを作ればいいだけじゃない!今回はそんな話をしていきます💪🏻



自己紹介

改めまして、2023年9月に株式会社トリビューにジョインした佐藤です🍺
2019年に未経験からWEBデザイナーとしてマーケティング会社に入社し、WEBサイト制作、ロゴ制作、チラシデザイン、パッケージデザイン、アプリデザインなどなど・・・色々と経験してきました。

中でも、女性向けのデザイン、バナーやLPなどの広告デザインに深く関わってきた経験を活かしたいと考え、トリビューへのジョインを決めました!

現在はユーザーの新規獲得を行うマーケティングチームに所属し、トリビューを利用してもらいたい方に向けて、刺さりまくるクリエイティブの制作をしています🧑‍🎨


どんなチーム?

私が所属しているマーケティングチームについて簡単にご紹介します!
私たちのチームは、マーケターが2名、デザイナーが2名の計4名です。

週1度の定例ミーティングを通じて、新規クリエイティブの提案や、広告出稿をしたクリエイティブの結果を基に分析・考察を行い、今後の戦略の立案や改善ポイントの洗い出しを実施しています。

オンライン上でのコミュニケーションがメインですが、先日初めてお会いしました🍽️


マーケティングチームのデザイナーの仕事って?

トリビューのマーケティングチームのデザイナーは、主に3つの業務を担当しています!

🎨広告クリエイティブの作成

ユーザーに魅力を感じてもらえるようなバナー、動画クリエイティブを作成しています。トリビューでは、デザイナーが主体となって広告クリエイティブの提案を行なっています。

🔎作成したクリエイティブの改善

マーケターが主体となり、クリエイティブの数値を分析・考察し、今後の戦略や改善ポイントを洗い出します。洗い出されたポイントに沿って、ABテストの実施や、検証に使用するクリエイティブの作成も行います。
一例として、下記のクリエイティブでは、それぞれ構成・デザインを変えたものを3つ作成しました。

  • A…彩度高めのピンクで施術と価格を目立たせたもの

  • B …季節感を取り入れたデザイン

  • C…女性イメージを使用したデザイン

Aはトリビューのアクセントカラーであるピンクを使用することで、施術と価格を目立たせました。Bは季節感を取り入れることで、間接的にクリスマスや年末年始を想起させるようにし、Cは女性イメージを使用することで、主にInstagramに馴染むようなデザインにしました。

その上で3つを比較し、CTR(広告がクリックされた回数の割合)やCPI(アプリのインストール単価)などにどのような影響が出るのか検証を行いました。検証の結果、パターンAのクリエイティブが最も効果が良いことがわかりました!他のパターンと比べCTRが150%も高く、CPIも340円も減少しました🎉

あくまで仮説ですが、下記の理由からこのような結果になったと考えています✍️

⚫︎AとBを比べると、バナーが表示された際にピンクの方が目立つため目に留まりやすい
⚫︎AとCを比べると、テキストのサイズが大きいので何を訴求しているのか分かりやすい


📱アプリケーションストア画像の最適化

配信した広告の遷移先である、アプリケーションストア画像の最適化も行なっています。広告を見てトリビューに興味を持ち、アプリケーションストアに遷移してくれた全てのユーザーにアプリをインストールしてもらえるよう、継続的に検証を行なっています。


どうやってクリエイティブを作ってるの?

実際にバナーや動画などの広告クリエイティブを作成する際のプロセスをご紹介します!

1.リサーチと分析🔎

トリビューでは、全社として注力するターゲットユーザー像を定めており、これを基にリサーチを行なっています。
どんなユーザーがトリビューに価値を感じてくれそうか、ユーザーの解像度をより高めるため、マーケットリサーチやN1インタビュー、SNS上での投稿など様々なリサーチからターゲット層の考え方や悩み、行動傾向などの情報収集を行っています。

SNSから実際に得たユーザーの悩みや行動傾向の一例

また、今どんな施術が人気なのか?をYahoo!リアルタイム検索で調べたり、実際に予約された件数のチェックを行うなど、施術に関してもデザイナーがリサーチを行います🧐
あわせて競合他社がどのような広告を配信しているのか、広告業界ではどのような広告が注目されているのか、流行しているのか?などトレンドについてもキャッチするよう努めています。


2.アイデアをまとめる🖊️

リサーチや分析結果を基に、クリエイティブのアイデアをまとめていきます。どうしたらユーザーにトリビューの魅力が伝えられるのか?その魅力を伝えるにはどういうトンマナで、どういうビジュアルで伝えるのが良いのか?などをデザイナー間でも話し合い、アイデアをブラッシュアップしています。

スプレッドシートにアイデアをまとめています


3.チーム内でアイデアを共有🗣️

アイデアをメンバーに共有し、フィードバッグを受けます。「この文言の方が響きそう!」「こういうビジュアルも試してみたい」など意見をもらい、デザインに落とし込みます。


4. デザイン🎨

バナーの場合は主にFigmaを使用してデザインを作成します。動画の場合はAdobe Premiere ProとAdobe Expressを使い分けています。

0→1で動画を作成する場合はAdobe Premiere Proを使用しています。「この部分だけ速度を早めたいな」「音声と音声の間をもう少し空けたいな」といった細かい調整が可能なので、映像を使用した動画を作る際はPremiere Proを使用しています!

Adobe Premiere Proで制作をしている様子

すでに作成した静止画クリエイティブにアニメーションを加える場合はAdobe Expressを使っています。Premiere Proに比べ動画編集の自由度は下がりますが、ワンクリックで簡単にアニメーションや効果音をつけることができるため、静止画を動かしたい場合にはこちらを使用しています🙋‍♀️

Adobe Expressで制作をしている様子

デザイナー間でレビュー挟みながら、クリエイティブを仕上げていきます。


5.効果測定と改善🔧

広告が展開された後は、マーケターが主体となり、数値を分析・考察し、クリエイティブの結果を客観的に評価します。その後必要に応じて改善策を検討しています👓
下記のクリエイティブでは、ストア遷移後のアプリインストール率が低かったため、CTAにインセンティブ訴求を追加することでアプリインストール率が改善されました!


デザインする上で気をつけていること

👀とにかくユーザー目線を持ち続ける

ユーザーは何に悩んでいて、トリビューの広告を目にするのはどんな状況なのか?など、ユーザーがどんな人でどういう状態にあるのかを具体的にイメージしながら構成やデザインを作っています。
寝る前のSNSをぼーっと見ているタイミングでトリビューの広告を見るならどういうデザインだったら関心を持ってもらえるだろうか?ユーザーはどういう言葉を普段使っていて、どんな言葉なら刺さるだろうか?競合の広告を見た後でトリビューの広告を見たらどう思うだろうか?などなど。
ユーザーの目線に立たないことには、刺さるクリエイティブを生み出すことはできないと思いながら日々制作に携わっています。

💎ブランドからかけ離れず、訴求も弱めず📝

私が担当している広告周りのコミュニケーションデザインは、ユーザーとの最初の接点となる重要なポイントだと思っています。
クリエイティブを見てトリビューだとわかる状態を目指しつつも、訴求は弱めたくない。このバランスのちょうど良いところを探りながら制作しています。


これからのこと

直近で施術を検討している方たちのトリビューの認知率はまだまだ低いのが現状です・・😖
もっと多くの方に知っていただき、3人に1人がトリビューを知っているという状態に持っていきたい!そのために、ユーザーに刺さる訴求を追求し続けること、ユーザーの心を動かすメッセージを生み出すことに全力を尽くしていきます💪🏻

そして、現在トリビューでは新しい仲間を募集しています✨
デザイナーとして、ぜひ一緒に働いてみませんか?

💡求めるスキル&向いていそうな方
⚫︎チーム内外のメンバーとコミュニケーションを取れる方
⚫︎ユーザーの視点に立ち、目的や課題に合わせて適切なアウトプットができる方
⚫︎各ターゲットごとに刺さるデザインを追求できる方
⚫︎市場の動向や競合情報、トレンドなどに対して主体的に情報収集ができる方


さいごに

今回は、広告周りのコミュニケーションデザインについて紹介させていただきました!この記事を通して、少しでもトリビューに興味を持っていただけたなら幸いです💎

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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