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ハラスメントと組織、公務員の場合

休職に至ったのはハラスメント行為そのものではない

私の場合、ハラスメント行為だけでは、休職に至ることはなかったと思っています。

今の職場、今年度からではありましたが、専門経験がありましたので、その職場でのお作法的な要綱、システムがわかれば、業務は出来る状態でした。

しかし、直接担当はハラスメント行為者なので、、この要綱、システムを全く教えてもらえない状態、研修もない。
仕方ないので、公務員のバイブル、要綱を自分で読み、聞きやすい人を他部署であろうが、声をかけ、3ヶ月くらいでひととおり自分1人で仕事が出来る状態までやっていきました。任される業務量も増え、目標値も達成していきました。

上司が組織的人対策をとろうとしない

が、限界もあるんですよね、私だけ知らされてないこともあるし。
担当業務がスムーズに出来ないこともあり、その為、上司に実例を4件、行為者の名前を伏せて提示し、「話を聞いていただきたい」とヒヤリングの席に出しても「他にやらなければならない仕事がたくさんある」と言われたんです!

ここが一番の問題でした。

いろんな人が働く職場で、ウマの合う人合わない人がいと当然です。
それでも、各個人が職場上のマナーを意識して抑制するなり、全体として、仕事が上手く進むように考えるべきだと思いますが、それが機能しない場合は、個人間としてではなく、組織として考える必要があります。
それは上司の役割です。

私の場合は、感情論は抜きにしても、業務に支障が出る例を挙げて説明した紙面を提出しても聞き取りがされない。
その場面に出くわしてもフォローも、改善策も出ない。

自分が訴えるべきところは伝えたけれど、組織としても取り組みの様子も見られない。
これ以上、ここで、どうやりがいをもって働けというのか? 
ハラスメント行為者より組織、上司に問題を感じました。

公務員は上司の異動がめちゃくちゃある

公務員って、異動がめちゃくちゃ多いんです。
課長以上のクラスを受ける人は、市役所だと、だいたい3年、国家公務員で私がいる省は2年です。

すぐに上司が変わっちゃう。
「俺がいる間は、なんとか穏便にやってくれよ」と何の対策もしようとしない上司もいます。

自分がいる間に、組織の膿を出してやろう、という気概のある上司だったら、頑張れるんだけどなー。

これだけ仕事を頑張って、成果を出し、事情を訴えても、上司は話の聞き取りすらせず、理解しようとしない、ここで仕事をすることへの虚無感からうつ状態になっていきました。

内部で解決出来なくても泣き寝入りしない

現在は、本省からの調査が入り、先日、上司3人への聞き取り調査が始まったと報告いただきました。

内部で解決出来なくても、諦めずに、訴えられるところへ行動しています。



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